心理学

顎を触る男性の基本心理5つ【性格傾向もわかる】

顎を触る男性の基本心理5つ【性格傾向もわかる】

顎を触る男性の基本心理は「相手より優位に立ちたい」と「物事を分析中」の2つです。スマートに見える仕草を意識している男性、あるいは顎を触ることで考え事に集中できる状態を保とうとしている男性の心理がうかがえます。

またこの他にも「動揺を隠したい」「強気の姿勢」など、顎に注目することでその男性の本心や状態を正確に読み取ることができます。

さっそくこの記事では、顎を触る男性の基本心理を解説していきます。顎を触る心理の色々なパターンを知ることで、その男性の性格傾向も詳細に見えてくるはずです。

顎を触る男性の心理5つ

顎を触る男性の心理5つ

まずは「顎を触る」というたった1つの仕草に隠された5つの心理状態について、それぞれ詳しく見ていきましょう。

【顎を触る男性の心理】

①自分の優位性を保とうとしている
②物事を分析している
③動揺を隠そうとしている
④あなたに飽きてしまった
⑤顎の向きで男らしさが分かる

心理①:自分の優位性を保とうとしている

心理学において男性が顎を触るのは、自分の優位性を保とうとする気持ちの表れ。ここぞという商談中や対談中に相手の目を見つめながら顎を触る男性は少なくありません。

自分の優位性を保とうとして顎を触る男性はいわゆる「ナルシスト」です。自分に自信があり、勝気でプライドが高い性格傾向にあります。

また、会話中に鼻を触る弱気な男性とは、正反対の性格傾向にあるともいえます。顎を触る仕草と一緒に押さえておきたい他の仕草についても、後ほど詳しくご紹介します。

心理②:物事を分析している

心理学において男性が顎を触るのは、物事を落ち着いて分析したいという気持ちの表れ。顎を触ると思考にまとまりが出てくる・考え事に集中できるという男性は多いのです。

こうした観点から、分析のために顎を触る男性は「慎重で決断までに熟考する」性格傾向があるといえます。あるいは、自分軸がしっかりと定まっており、その軸に沿った思考パターンを徹底したい性格の持ち主ともいえるでしょう。

心理③:動揺を隠そうとしている

男性が顎を触る仕草は、心理学的には「動揺の表れ」ともいわれています。焦ったり落ち着かない気持ちを悟られないように、顎を触って大人の余裕を見せようとするのです。

人は肉体的・精神的に無防備になると、本能的に弱点を守ろうとします。顎は人間にとっての急所であり、男性のプライドや自尊心を象徴する部位でもあるため、その顎を触る(手でガードしたり隠す)ことで自分を落ち着かせているのです。

顎は、男性にとって自信や分析力の高さを示す部位だからこそ、自尊心が低かったり自分を良く見せたい人も、魅力のアピールのために顎を触ることがあります。

心理④:あなたに飽きてしまった

顎を触る時にあくびをしたり返事がどこか上の空な男性は、「あなたに飽きてしまっている」という可能性もあります。退屈な気分や手持ち無沙汰な状況を紛らわすために、顎を触りながら「どうやって別れを切り出そうか…」と考えているのかもしれません。

ただし顎を触るという仕草だけでは、あなた自身に飽きているのか、ただ今の状況に飽きているだけなのかは判断できません。例えばデート中に退屈そうに顎を触った時は、別の場所に移動したり他の話題を振ることで自分に再び興味を持ってもらうことができるでしょう。

心理⑤:顎の向きで男らしさが分かる

上で紹介した通り、顎は男性のプライドや自尊心が表れやすい部位です。そのため普段の顎の向きを観察することで、その人の「男らしさ」をチェックすることができます。

普段から顎を前に出していて、胸を張り見下ろすような姿勢を取っている男性は、自信があり強気な性格傾向を持っていることが伺えます。弱点である顎をあえてさらけ出すことで、男性的な強さを誇示しているのです。

それに対して普段から顎を引いた姿勢が多い男性は、自信がなく自己表現が苦手な傾向にあります。また、根っから優しかったり共感力の高い男性も顎を引く姿勢を取ることが多く、単純に「顎を引く人=弱々しい人」とは限りません。

男性の性格傾向を詳細に知りたい場合は、1つだけでなく様々な仕草から相手の心理を総合的に判断することが重要です。そこで次の章では、顎を触る以外に注目すべき仕草をいくつかご紹介していきます。

顎を触る以外に注目すべき仕草3つ

顎を触る以外に注目すべき仕草3つ

顎は男性の性格や強さがよく表れますが、この部位だけを見て相手の心理を読み取ろうとするのは早計です。次にご紹介する「顎以外に表れる仕草」も観察して、男性心理を色々な角度から掘り下げましょう。

【顎以外に注目すべき仕草】

①鼻を触る
②口元を隠す
③腕を組む

仕草①:鼻を触る

顎と一緒に鼻にもよく触れる場合は、心理③で紹介した「動揺」の可能性が高まります。鼻も顎と同じく人の弱点であり、鼻を隠すように触ったり鼻に触れる回数が多いほど、重大な嘘をついていたりやましいことを隠したい心理が表れています。

他にも、恥ずかしがりな性格で自分の気持ちを表現することが苦手な人も、照れ隠しの意味で鼻を触ることがあります。嘘つきかシャイな性格かは、普段の言動も踏まえた上で判断しましょう。

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仕草②:口元を隠す

口元を隠すように顎を触る仕草は、「自己防衛本能」の表れです。

  • 相手に嫌われたくない
  • 焦りを悟られたくない
  • この場から逃げ出したい

といった後ろ向きな心理状態の時に、顎だけでなく口周りにも手が向かうのです。

もし自分との会話中に男性に口元を隠されたら、相当なストレスやプレッシャーを無意識に与えている可能性も考えられます。この場合は、こちらから距離を詰めすぎずコミュニケーションのペースを相手に委ねることが大切です。

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仕草③:腕を組む

腕を組みながら顎を触る男性からは、強い「警戒心」を読み取ることができます。腕を組むことで相手との間に壁を作り、自分の身を守ろうとしているのです。

この場合の男性心理は、上で紹介した①の「優位性の誇示」、あるいは②の「分析」のどちらかに該当します。まだ信用できていない相手を壁越しに観察して、自分が優位に立つための材料を集めているのです。その男性が腕を組まなくなったら、信頼された証と捉えて良いでしょう。

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まとめ

優位性の確保や物事をじっくりと分析したいという心理から顎を触る男性。そんな男性の性格傾向は、大きく分けると「ナルシスト」または「慎重派」のいずれかといえます。

自分または身近な相手に顎を触る癖がある場合は、どちらの心理に該当するかを考えてみましょう。そうすることで、自分または相手との上手な付き合い方が見えてくるはずです。

 

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