自分の好意を分かりやすく表現しない男性にも、「好きな女性に無意識に出てしまう仕草」というものがあります。むしろ、好きバレしたくないと思っている奥手な男性ほど、その相手を強く意識してしまっているため、好意が言動に出てしまうものなのです。
そこで今回は、男性が好きな女性に無意識に見せる好意の仕草を6つご紹介します。「男性の脈ありサインを知りたい」「彼にアプローチする勇気が欲しい」という方は必見です。
男性が無意識に見せる好意の仕草
男性の女性に対する好意が無意識に表れている仕草は、主に次の6つ。よく耳にする脈ありサインから、あまり知られていない男性特有の恋愛心理まで、幅広く解説していきます。
- パーソナルスペースが近い
- よく目が合う
- 自分を良く見せたがる
- よく一人称を使う
- 前の会話の内容を覚えている
- 時間を使ってくれる
好意①：パーソナルスペースが近い
男性は、好きな女性に対して「パーソナルスペース」が近くなります。パーソナルスペースとは、その人の体から一定の距離や空間において、他人に侵入されても不安や不快に感じない範囲のこと。
男性は性別的な特徴として、男性ホルモンが分泌されやすく女性よりも活動的・攻撃的になりやすい傾向があります。そのため「外敵の侵入を防ぐ」という意識が強く、人によって差はありますが、男性は基本的にパーソナルスペースが狭まりにくいのです。
そんな男性のパーソナルスペースが他の人と比べて近いということは、それだけあなたが安全な存在で、好意を感じているという証。心の距離の近さは、体の距離に無意識に表れるのです。
好意②：よく目が合う
「目は口ほどに物を言う」という言葉があるように、目にはその人の本心が表れます。自分が好きな男性を見ていた時に「よく目が合う」ということは、相手もあなたと同じように、好意を持ってこちらを見てくれている可能性があるのです。
もし奥手な男性なら、目が合った瞬間に目線を逸らしたら、むしろ脈ありのサインです。一方で、見つめ合った時に笑顔を返してくれた時は、特別な好意を持たれている可能性もありますが、単に友達として好きという可能性も。
しかしいずれにしても、見つめるという仕草は「あなたと仲良くなりたい」という気持ちが無意識に表れています。すでに一定の信頼関係が出来上がっているため、そこから個人的な関係を築くことは難しくないでしょう。
好意③：自分を良く見せたがる
本能的に「他人より強いこと」「優れていること」を求める男性は、好きな女性に対して自分を「良く見せよう」とします。女性に自慢話をしたり気遣いをするのは、本人の性格にもよりますが、「他の男より俺のほうが魅力がある」とアピールしている部分もあるのです。
自分をよく見せたがる男性の好意を確かめるには、言葉だけで自分を良く見せようとしているか、行動が伴っているかを見分けましょう。男性は、本当に好意を感じている女性に対して、言葉だけでなく、仕事を手伝ってくれたり時間を作って相談に乗ってくれたりと、好意が行動に顕著に表れます。
好意④：よく一人称を使う
「俺」「僕」といった「一人称をよく使う」ことも、女性に無意識に好意を感じている時の仕草の1つです。一人称が多いということは、自分の話をよくしている証拠であり、「自分を知ってほしい」「自分を褒めてほしい」という気持ちの表れなのです。
自分語りが多い男性の心理は様々ですが、一定の信頼を感じている人でなければ、わざわざ自己開示しようとせず、事務的な会話で済ませようとしたり、質問しては「そうなんですね」を繰り返すことに終始するでしょう。聞き上手な男性でも、会話の中に「俺は〜」「僕も〜」と自分の話を織り交ぜる男性は、少なくともあなたに気を許してくれています。
好意⑤：前の会話の内容を覚えている
「前の会話の内容を覚えている」というのも、男性が好きな女性に無意識に見せる好意のサインです。「好きな人なら性別に関係なく覚えてるものでは？」と疑問に思われるかもしれませんが、男性が以前の会話を覚えているということは、女性よりも脈ありの可能性が高いのです。
女性は、心理的にコミュニティ内の調和を求める傾向があり、女性のほうが他人の会話や近況を記憶する力が優れているのです。その一方で男性は、女性と比べると理論的・合理的な考え方をする傾向があり、不要な情報はそもそも覚えようとしません。
そのような性的・心理的傾向のある男性が会話の内容をしっかり覚えているということは、それだけ「あなたと仲良くなりたい」と無意識に感じている証なのです。
好意⑥：時間を使ってくれる
男性の無意識の好意を見抜くには、自分に対して使ってくれる「時間」にも注目してみましょう。
例えばお金持ちの人なら、もし好きではない人にお金を使っても、自分自身にそれほどダメージはないでしょう。しかし時間は、誰もが24時間平等に与えられた有限の資産であり、特に合理的な思考の男性は、意味のないことに対して時間を使いたがりません。
つまり、自分に対して時間を長く使ってくれるということは、その理由が何であれ、あなたに対する好意が表れているのです。
好意のある男性に近づく方法
好意を無意識に見せる男性は、自分の「好き」という気持ちに気づいていないか、気づいていても伝える勇気が出ないということも多いもの。そのため、ここまで紹介してきた仕草に心当たりのある女性は、相手の告白を待つのではなく、自分からアプローチすることが重要になってきます。
そこでここからは、奥手な男性との距離をスムーズに近づける方法を2つご提案します。
方法①：会話する時間を増やす
奥手な男性との心理的な距離を縮めるには、当たり前のことに思えるかもしれませんが、何よりも「会話する時間を増やす」ということを第一に心がけましょう。
人には「ザイオンス効果（単純接触効果）」と言われる、接触する回数が増えるほど好意を感じやすくなる心理があります。これまでよりも会話の時間や機会を増やすことで、男性の無意識下の好意を表出させ、自分の気持ちに自発的に気づかせることができるのです。
とてもシンプルで実践しやすそうに思えるザイオンス効果ですが、注意点としては、悪い印象を持たれた状態で相手と接触しないこと。ストーカーにいくら近寄られてもその人を好きになることがないように、ザイオンス効果を活用するには、少なくとも「敵だと思われていない」ということが大前提です。
また、ただ同じ空間にいるだけでも、ザイオンス効果は十分に発揮されません。最終的に恋仲になりたいなら、相手の名前を呼んで一対一の会話を心がけるなど、周りに人がいる状況でも、できるだけ個人的に関わることを意識しましょう。
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方法②：人に相談する
いきなり男性に接触する勇気が出ない方や、慎重に仲良くなっていきたい方は、「人に相談して客観的な意見をもらう」ことも大切です。思い切って行動することも大事ですが、まったく根拠のないアプローチは、ただ失敗の可能性を高めるだけ。
好きな人に夢中になっている時ほど、自分を冷静に省みることも難しくなります。本当に好きな男性に対しては、自分の気持ちを落ち着かせる意味でも、第三者に近況を話してアドバイスをもらいましょう。
信頼できる共通の知人がいれば非常に心強いですが、身近に相談相手がいない場合は、恋愛成就や縁結びで有名な占い師への相談もおすすめです。自分のことを下手に知っている人物よりも、現実的な関わりがまったくない占い師のほうが本音を言いやすく、占い師側も感情移入しすぎず恋愛の悩みに毅然と受け答えをしてくれるでしょう。
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まとめ
男性は、性別的にプライドが高く、他人に弱みを見せることが苦手です。そのため女性への好意も「バレたら恥ずかしい」と思い込みやすく、意識的に隠してしまうことがあります。
しかし「好き」という本心は、無意識的な仕草に必ず表れるものです。今回ご紹介した言動に当てはまっていたら、女性側から自信を持ってアプローチしていきましょう。