心理学

恋愛心理学における単純接触効果とは|活用例と注意点

恋愛心理学における単純接触効果とは|活用例と注意点

単純接触効果とは、接触頻度の高い人物への評価や好感度が高まる効果を指します。「よく会う異性をいつしか恋愛対象として意識していた」という経験はありませんか?

恋愛心理学においても頻繁に挙がる単純接触効果は、片思い中の方が活用すべき便利な効果ともいえます。

この記事では、単純接触効果とは何かを活用例や注意点とともに解説していきます。恋愛成就に向けてできることを探しているあなたは必見!

恋愛心理学における単純接触効果とは

恋愛心理学における単純接触効果とは

単純接触効果とは、接触頻度の高い人物への評価や好感度が高まる効果です。別名で「ザイアンス効果」とも呼ばれ、恋愛心理学においてよく活用される効果といえます。

いわゆる「一目惚れした相手」や「会ったばかりでよく知らない相手」に対して特に有効なアプローチ方法でもあり、ご自身を相手に印象づけたいときに活用します。

この単純接触効果は「熟知性の原則」に基づいています。熟知性の原則とは、「会う回数が増えるごとに相手のことをよく知っているような感覚になる」という人間の心理を示した概念です。

単純接触効果の活用例を具体的に提示するために、ここからはあなたが出会って間もない異性に片思いしている状況だと仮定して、単純接触効果を活用する手順を具体的にチェックしていきましょう。

具体的な手順は、以下の3ステップです。

【単純接触効果の活用例】

①好きな人がよく訪れる場所を特定する
②そこへ通うペースを決める(例:週に3回など)
③好きな人と遭遇する回数が増えるごとに会話を増やしてみる

これら3つの手順について、押さえるべきポイントを詳しくご紹介します。

ステップ①:好きな人がよく訪れる場所を特定する

単純接触効果を恋愛に活用するための最初のステップは、好きな人が訪れる場所を「特定」すること。当然ですが特定といっても、相手の自宅までストーカーしたりSNSを監視するような度が過ぎた行為はNGです。

単純接触効果は、メッセージでのやり取りや複数人で会うことでもある程度の効果を発揮しますが、恋愛心理に応用する際は2人きりで会うことが重要なポイントになります。そのため相手がよく行く場所やよく居る時間を知らなければ、単純接触効果で特別な関係まで仲を深めることは難しいと言えます。

片思い中の人と恋愛関係を進展させたいなら、あくまで紳士的で自然なアプローチを行いましょう。

ステップ②:そこへ通うペースを決める

ステップ①で相手がよく訪れる場所や時間を特定できたら、次は「その場所へ通うペース」を決めましょう。相手に会いに行く頻度を決めるポイントは、TPO(時間・場所・場合)をわきまえること。

例えば、好きな人が職場の同僚なら、週5回会ったとしても違和感はないでしょう。その一方で、初めて入ったカフェの店員さんに一目惚れした場合、これまでまったく面識のなかったあなたが週5ペースで話しかけに来たら、好意どころか相手に怪しまれたり避けられてもおかしくありません。

恋愛心理学における単純接触効果を最大限に発揮するコツは、「自然性」です。会う頻度がTPOに合っていて不自然でない限り、ただ会って少し話すだけで相手に好印象を持ってもらうことができます。しかし、TPOや相手の都合をわきまえずに何度も何度も接触すると、顔を合わせるたびにネガティブな印象を与えてしまうこともあります。

単純接触効果を活用して好きな人にアプローチする場合は、「相手との信頼関係はまだ築けていない」ということを忘れないようにしましょう。焦る気持ちを抑えて、相手からの信頼を着実に積み重ねることを心がけてください。

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ステップ③:好きな人に会うごとに会話を増やしてみる

ステップ②までを終えて自然な頻度で会う準備が整ったら、後は実際に接触を図るのみ。相手に会うごとに会話のバリエーションや深さを少しずつ増やして、プライベートな話題を引き出しましょう。

3つ目の手順を実践するときは、まず「挨拶」から始めるのが良いでしょう。相手があなたを認識できていない可能性があるのなら尚更です。

突然声をかけて世間話を始めてしまうと相手に警戒されるため、「よく会いますね」などの軽い挨拶から始めること。相手と打ち解けてきたと感じたタイミングで、「ここへは何しに来ているの?」と質問を交えた会話に挑戦するのがおすすめです。

また上で解説した通り、単純接触効果は熟知性の原則に基づいています。そのため信頼をより早く確実に勝ち取るには、相手に自分のことをよく知っているように錯覚させることも重要です。相手との会話に慣れてきたら、単純接触効果に加えて「自己開示」も実践してみましょう。

自己開示とは、相手より先に自分の身の上話やプライベートなことを明かす心理テクニックのこと。自己開示をされた相手は「これだけ話してくれたのに自分が何も話さないのは申し訳ない…」「これだけ心を打ち明けてくれるってことは私を信頼してくれてる証拠かも」と感じて、相手から進んでプライベートな話題を振ってくれるようになります。

このようにステップ③では、単純接触効果と自己開示を併用することで、より親密な関係を自然に築くことができるでしょう。

恋愛心理学における単純接触効果の注意点

恋愛心理学における単純接触効果の注意点

単純接触効果は、言わば「会うだけで相手に好意を持ってもらう」ことを期待できるずる賢い心理テクニック。しかし恋愛に応用する際は、つい感情的になって相手の心理をうまく操ることができなくなる場合もあるでしょう。

最後に、単純接触効果を理性的に活用するために知っておきたい「注意点」をご紹介します。親密度や告白の成功確率を上げたい方は、以下の3点をしっかり守りましょう。

【単純接触効果を活用する際の注意点】

①相性の良い相手にのみ活用する
②接触する間隔を空けすぎない
③相手のメリットを考える

注意点①:相性の良い相手にのみ活用する

恋愛心理学における単純接触効果は「相性の良い相手」にのみ活用しましょう。なぜなら、苦手・嫌いな相手に活用すると逆効果だからです。

本来は会うたびに好感度が増していく単純接触効果ですが、嫌いな人に活用すれば今以上に悪印象をもたれてしまうことがほとんど。「この人には会いたくないのに」という気持ちで一杯になってしまうため、相性の悪い相手を対象としないようにしましょう。

注意点②:接触する間隔を空けすぎない

単純接触効果を有効活用するためには、「会う間隔を空けすぎない」ことも重要です。先ほどTPOをわきまえた頻度で会いに行くとお伝えしましたが、例えば会う回数が「月1回」と少なすぎても相手に親密感を与えることはできなくなります。

あくまで不快感を与えない範囲内で、かつ相手の印象に残る間隔で定期的に顔を合わせましょう。

注意点③:相手のメリットを考える

単純接触効果を実践する人が見落としがちなポイントが、「相手のメリット」を考えて会いに行くこと。好かれたい気持ちが先走りすぎて自分の都合で会いに行ったり、相手が興味のない話題を無理やり振っても、仲がそれ以上深まることはありません。

単純接触効果を恋愛に応用することの本質は、相手に喜んでもらうことです。あなたと会うことに嬉しさやメリットを感じてもらうことで初めて、2人の関係が知り合いから友達へと徐々に親密になっていきます。

挨拶や表面的な会話を一通り終えたら、共通の趣味を探ったり相手の好きな食事や映画の話題を提供するなどして、自分との会話を楽しんでもらえるような工夫を事前に考えましょう。

まとめ

会うたびに好感度が増す」という単純接触効果は、恋愛中のあなたにとって嬉しい効果。ただし、単純接触効果を活用するときは、相性の良い相手を選ぶのがポイントです。

  • 好きな人との接点を作りたい
  • まずは意中の相手と「知り合い」になりたい

こうした悩みをもつあなたは、今日から単純接触効果を活用しましょう。言うまでもなく、好きな人から好感をもたれれば恋愛成就の可能性は飛躍的に高まります。

 

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