心理学

腕を組むしぐさに隠された心理【スピリチュアル的に解説】

腕を組むしぐさに隠された心理【スピリチュアル的に解説】

腕を組むしぐさは、「警戒」「不安」「怒り」の表れです。
外部からの悪影響を受けないよう、無意識のうちに取っているしぐさだといわれています。

実際のところ、腕を組むしぐさには隠された心理があるのです。
この心理を深掘りすることで、あなた自身の新たなパーソナリティに気づけるでしょう。

さっそくこの記事では、腕を組むしぐさに隠された心理についてスピリチュアル的に解説していきます。

腕を組むしぐさに隠された心理

腕を組むしぐさに隠された心理

腕を組むしぐさに隠された心理は「自己防衛」です。
つまり、何らかの事象から自分を守りたい気持ちが強くなって腕を組むわけです。

腕の組み方によって違う心理

《一般的な腕組み》

一般的な腕組みは警戒する心理の表れとされています。
自分の前に「腕」という防御壁を作り、外敵の侵入を許さない状態を作っているわけです。

初対面の人物を前にしたときや、相手に対して心を開けない場合に見られる腕の組み方といえます。

《指先で二の腕を掴んだ腕組み》

指先で二の腕を掴んだ腕組みは不安な心理の表れです。
自分自身を抱きしめるように腕を組むことで安心感を得ようとしている状態といえます。

大事なプレゼンを前に緊張しているときや、見知らぬ他人ばかりの集まりに1人で参加をした場合に見られる腕の組み方ともいえるでしょう。

《両手にこぶしを握った腕組み》

両手にこぶしを握った腕組みは怒り・敵対する心理の表れといわれています。
こぶしを握ることで感情を抑えている状態です。

嫌いな相手に小馬鹿にされたときや、公の場で頭にくる言葉を浴びせられた際に見られる腕の組み方といえます。

隠された心理はどんな腕の組み方でも同じ

腕の組み方によって細かな心理は違うものの、隠された心理はいずれも「自己防衛」。
つまり、心の奥底では自分を守るために腕を組んでいるわけです。

自分の身に降りかかる「悪影響」や「負の感情」に飲み込まれないよう、必死に腕を組むしぐさを取って自己防衛をしているといえるでしょう。

「腕」というバリアにより低波動の影響を受けないようにしている、ともいえます。

腕を組む心理の裏ではたらくスピリチュアルな力

腕を組む心理の裏ではたらくスピリチュアルな力

腕を組む心理の裏では、相手の波動を完全にブロックする力がはたらいています。
簡単にいえば、スピリチュアル的には「マイナスの力」がはたらいてしまうわけです。

  • 私はあなたを受け容れない
  • あなたによる影響は一切受けない
  • 外部要因は今の自分に必要ない

こうした否定的な考え方は腕を組むほどに強まっていき、相手の波動から受け取れたはずの良いエネルギーも逃してしまいます。

腕を組む心理の裏でプラスにはたらく力はない

腕を組むしぐさに隠された心理は「自己防衛」だとお伝えしました。そして、自己防衛の必要があるのは、警戒、不安、怒りといったマイナスな感情を鎮めるときのみです。

つまり、腕を組む心理の裏でプラスにはたらく力はないわけです。
それどころか、プラスの波動さえもブロックする癖がついてしまいます。

過剰な自己防衛の果てに、今の自分にとって必要な相手の波動までをもブロックするのは非常にもったいないことです。

相手から受け取れるプラスエネルギーがあることを知り、腕組みの回数を少しでも減らす努力をしましょう。

腕を組む癖を直す3つの方法

腕を組む癖を直す3つの方法

ここまで解説してきた通り、他人からの印象もスピリチュアル的にも腕を組むメリットはなく、むしろデメリットにしかならない仕草と言えます。
思わず腕を組んでしまう人やプラスの波動を吸収したい人は、その癖をなくす努力が必要です。
腕を組む癖がなくなるだけでも、相手に温和な印象を与えたり、プラスの波動を積極的に吸収できるなど様々なメリットをもたらしてくれます。

以下、腕組みの癖を直す3つの方法をご紹介します。

1. 立っている時は指を組む

自分が立っている時に腕を組んでいることに気づいたり、腕を組みそうになった時は、腕組みの代わりに指を組むよう心がけましょう。
組んだ指(手)を下腹のあたりに置くことで、腕を組んだ時より自分の胸が開き、相手にオープンな印象を与えることができます。

下腹で指を組む際は、座禅をする時のように、相手に手のひらが見えるように指を組みましょう。
指組みには「不安」「緊張」「警戒」という心理も含まれており、自己防衛として行う指組みはスピリチュアル的にも良くありません。
相手に対して「敵意はありません」という姿勢を見せるために、指を組む時は手のひらを見せるよう意識してみてください。

2. 座っている時は手を膝の上に置く

椅子などに座っている時は、癖で腕組みをしないよう手を膝の上に置いておきましょう。
この姿勢も指を組む時と同じように、腕を組む時より自分の前面をより多く見せることができ、相手に警戒心を感じさせず物腰柔らかな印象を与えられます。

腕組みが癖になっている人は、手の置き場に困っている時に無意識に腕を組んでしまうことが多いものです。
その点、「手を膝の上に置く」という動作は意識的に行う必要があることから、腕組みの矯正にも期待できます。

3. ジェスチャーを意識的に取り入れる

手や腕が手持ち無沙汰になることを防ぐために、会話中にジェスチャーを多く取り入れることも効果的です。
大げさなジェスチャーは「落ち着きがない」という印象を与えてしまうため注意が必要ですが、例えばスティーブ・ジョブズのスピーチのような“細かな手振り”を意識的に行うことで、相手に「説明上手」「信頼できる」「熱意がある」という印象を与えられます。

まとめ

自己防衛の心理としての腕組みは、他人からの印象・スピリチュアル的にはたらく力の両側面から見ても好ましくありません。

警戒、不安、怒りといったマイナス感情に「腕組み」で対処するのは、もうやめましょう。

組んだ腕をおろし、相手の波動をいったんは受け容れることを目指してみてください。

 

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