心理学

人見知りの心理が「波動」に及ぼす影響【スピリチュアル視点で考察】

人見知りの心理が「波動」に及ぼす影響【スピリチュアル視点で考察】

知らない人を見てはにかんだり、嫌ったりするという意味で使われる「人見知り」。子ども時代に限らず、大人になっても人見知りが治らない方は少なくないでしょう。

では、そんな人見知りの心理は、波動にどのような影響を及ぼすのか?悪影響を及ぼすとすれば、人見知りを克服するコツはあるのか?

この記事では、人見知りの心理が「波動」に及ぼす影響をスピリチュアル的に考察します。人見知りが原因で人間関係に苦労している方は、ぜひ参考にしてみてください。

そもそも人見知りの心理とは?

そもそも人見知りの心理とは?

同じ「人見知り」でも、その心理はいくつかのパターンに分かれます。まずは、代表的な人見知りの心理を見ていきましょう。

自分に自信をもてない

人見知りの多くは、「自分に自信がもてない」という心理をもちます。自己肯定感が低く、自分の意見を他人に伝えることを苦手とするタイプです。

こうした心理をもつ人見知りは、理解者を作るのに時間がかかるタイプともいえます。自分の人間性を相手に理解してもらうためのコミュニケーションそのものが苦手なケースも。

プライドを傷つけられたくない

人見知りには、「プライドを傷つけられたくない」という心理が隠れている場合もあります。自分優位な価値観をもち、相手に自分の短所・苦手な部分を見せることを嫌うタイプです。

こうした心理をもつ人見知りは、相手よりも自分が優位に立てる場面でのみ発言・行動をするという説があります。

人と関わって傷つくのが怖い

人間関係で苦労した人見知りには、「人と関わって傷つくのが怖い」という心理があります。親しい間柄だった相手に裏切られたことを機に、心を閉ざしてしまったタイプです。

こうした心理をもつ人見知りは、極力人との関わりを避けたがります。また、転職や転居のように新たな人間関係が生まれやすい状況を避ける傾向があるともいえます。

人見知りの心理が「波動」に及ぼす影響

人見知りの心理が「波動」に及ぼす影響

人見知りの心理をもつ方は、波動が低くなりやすい

人見知りは、波動が低くなりやすいと考えられます。スピリチュアルの世界では、波動が低くなるほどに「マイナスエネルギー」が発生しやすくなるとされています。

前章で紹介した人見知りの心理となる、自信のなさ、自分優位に立とうとするプライドの高さ、人と関わることへの恐怖心は、いずれもマイナスエネルギーを増長させるネガティブな思考です。

こうしたネガティブな思考がマイナスエネルギーを生む原因となるため、人見知りの心理をもつ方の波動は低迷しやすいと考えられるわけです。

人見知りの心理をもつ方は、波動が高い相手の影響を受けづらい

人見知りの心理をもつ方は、波動が高い相手の影響を受けづらいといえます。というのも、他人との関わりを拒絶している限り、自分以外の相手の影響を受けられないからです。

私たちの波動は、「自分自身と向き合う時間」や「他人と関わる時間」の中で変化していきます。つまり、人見知りを理由に他人との関わりを避けている以上、自分自身と向き合う時間の中でしか波動を変化させることができなくなるわけです。

人見知りを克服することが、波動を高める近道

人見知りを克服することが、波動を高める近道

自分自身の波動を高めるには、人見知りを克服するのが効果的です。あなた自身が、「他人との関わりを通じて成長しよう」という気持ちをもつことで波動は高まっていくはずです。

  • 自分の人間性を相手に伝えなければ、人間関係は育たない
  • 相手よりも自分を優位だと思い込む癖は、人間性のゆがみとして相手に伝わってしまう
  • 「他人の誰もが自分を傷つける」というのは思い込み/被害妄想にすぎない

上記3点を意識して人間関係を築いていきましょう。人見知りは1、2日で治せるものではありませんが、他人と関わることを諦めない限り克服はできます。

人見知りを克服する最もシンプルな方法

人見知りを克服する最もシンプルな方法

人見知りの克服のために誰もが実践できる、最もシンプルで具体的な方法は、「挨拶」です。人見知りの克服のため、他人と無理に会話する必要はありません。コミュニケーションの基本中の基本である「おはようございます」「はじめまして」「さようなら」「お疲れ様でした」といった挨拶を、自分なりに丁寧に行うだけで良いのです。

ビートたけし(北野武)さんの名言に、

人を気持ちよくさせる方法ってたくさんあるけど、挨拶ってその中の一つだよな。

という言葉があります。ただ挨拶するだけで、相手を気持ち良くさせられるのです。その人が極度の人見知りだったとしても、少なくとも感じ悪く思われることはなくなります。人見知りの方が思われやすい「無口」や「話しにくい」という特徴は「堅実」「真面目」というイメージに変わり、自分に対する信頼にまでつながるのです。

いくら個人の能力が高かったりルックスが良くても、「挨拶ができない人」というイメージは、人間関係において相当のマイナス要素です。逆に、仕事ができなくても自信がなさそうな性格でも、「挨拶ができる人」というイメージを持たれていると、人から優しくされたり可愛がってもらえます。この経験を積み重ねることで、「自信が持てない」「人と関わって傷つくのが怖い」といった人見知りの心理を少しずつ克服することができます。

また、気持ち良く挨拶ができる人の周りには、波動の高い人が集まります。その方の影響を受けて、自身の波動も相乗的に高めることができます。その頃には、他人との関わりも苦ではなくなっているはずです。

これまで人見知りだった人がいきなり深いコミュニケーションを図ろうとしても、空回りして疲れてしまい、さらに自信を無くしてしまうことに繋がりかねません。最初から高いハードルを越えようとせず、まずは挨拶だけしっかりすれば良いと気楽に考えましょう。挨拶の積み重ねが、いずれ必ず人見知りを克服させてくれます。

まとめ

人見知りの心理が波動に及ぼすのは「悪影響」。自分の殻に閉じこもり、他人との関わりを拒絶するたびにマイナスエネルギーが生まれ、あなたの波動は下がっていくでしょう。

そんな事態を防ぐためにも、人見知りを克服しましょう。コミュニケーション下手な方は、まずは相手への挨拶を徹底することから始めてみてください。

 

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