人間関係

人間関係に疲れる原因と実践したい対処法3つ

人間関係に疲れる原因と実践したい対処法3つ

自分以外の他人と関わることで生まれる「人間関係」。そんな人間関係に疲れたという方は多いのではないでしょうか?

学校、仕事、プライベートのほか、今の時代はSNS上でも人間関係が発生します。他人との関わりを通して学ぶこともありますが、必要以上に関わり合えば「疲れ」は増す一方…。

この記事では、人間関係に疲れてしまう原因と、疲れたときに実践したい対処法3つを紹介します。他人との関わり方を見直したい方の参考になれば幸いです。

人間関係に疲れる原因は、皆から好かれようとしているから

人間関係に疲れる原因は、皆から好かれようとしているから

人間関係に疲れを感じている人は、今関わっているすべての人から「好かれよう」もしくは「嫌われたくない」と思っているはず。
「八方美人」というと聞こえは良いですが、誰からも好かれる人は、この世には絶対に存在しません。好感度抜群の有名人でも、その才能や活躍に嫉妬したり粗を探す人は必ずいるものなのです。

この好き嫌いの割合はおおよそ2:6:2と決まっており、これを心理学では「パレートの法則」と呼んでいます。この法則を自分に当てはめることで、今の人間関係を楽に捉えることができるのです。

今の人間関係を『2:6:2』に当てはめよう

誰からも好かれよう・嫌われないようにしようと考えている人は、自分の交友関係を「パレートの法則」に当てはめてみましょう。
パレートの法則は、『2:6:2の法則』『2:8の法則』とも言われています。

たとえば、今自分が関わっている人数を10人とした場合、

  • 2人は、特に仲の良い人、信頼できる人
  • 6人は、好きでも嫌いでもない関係
  • 2人は、好きではない人、苦手な人

このように、2:6:2の比率に必ず当てはまるという考え方が、パレートの法則です。人によって割合の差はありますが、ほぼ誰でも、人間関係を2:6:2に当てはめることができます。

たとえ好感度抜群の有名人でも、その才能や活躍に嫉妬したり粗を探す人は必ず現れ、この法則が成り立つのです。

誰とでも仲良くしようとする人は、パレートの法則の「2割の苦手な人」や「6割のどちらでもない人」とも関わり続けようとしてしまい、相手に気を使いすぎたり自分の時間を作れず、疲れを感じてしまうのです。

まずは、今の自分の人間関係を2:6:2の法則に当てはめてみましょう。そして「好き」と感じる2割の人との関わり増やし、残り8割の人と会う時間を減らしたり、誘いを断るよう心がけてみてください。

人間関係に疲れたときに実践したい対処法3つ

人間関係に疲れたときに実践したい対処法3つ

対処法1:接していて疲れる相手と距離を置く

あなたの人間関係の中に、接していて「疲れる相手」はいませんか?人間関係を通じて感じた疲れは、ストレスへと変わってしまう恐れがあります。

まずは、会う・話すだけでも疲れる相手と距離を置き、人間関係の疲れに対処しましょう。パレートの法則の「6割」に該当する、「縁を切るほどでもないけど今は関わりたくない」という程度の相手なら、尚のことです。

人間関係に疲れた状態とは、精神的に不安定な状態。普段は冗談を言い合える相手にも疲れてしまうレベルなら、トラブルに発展する前に距離を置くのが得策といえます。

対処法2:誘いを断る勇気をもつ

知人・友人の多い「飽和した人間関係」に疲れた方は、誘いを断る勇気をもちましょう。毎日のように他人の誘いに乗っていれば、心身ともに疲れるのは当たり前です。

「付き合いだから」という理由で誘いを断れない場合は、果たして本当にそうなのかを考えてみてください。素直に「今日は疲れていて」という理由で断れる誘いもあるはずです。

また、付き合いを強要してくるような人間関係が多い方は、「人間関係の断捨離」も視野に入れておくと疲れにくくなるでしょう。

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対処法3:自分の好きなことに没頭してみる

人間関係に疲れた方は、「自分の好きなこと」に没頭してみましょう。趣味がない場合は、心身をリラックスさせることをすればOK。

運動をして脳内をリフレッシュさせたり、ヒーリングBGMを聞きながら瞑想をしたりして他人との関わりの中で生まれたストレスを解消させるのがおすすめです。

「常に誰かと関わっているのが好き」という性分の方は、実家に帰省する方法もあります。気の置けない家族と団らんを楽しみつつ、自室でゆっくりと静養してみてください。

人間関係に疲れたときは「自分の時間」を確保するのが得策!

人間関係に疲れたときは「自分の時間」を確保するのが得策!

人間関係に疲れたときは、積極的に「自分の時間」を確保してみましょう。簡単にいえば、他人への干渉をせずに済み、他人からの干渉も受けない時間を設けるということです。

そもそも人間関係に疲れたのは、他人との関わり合いの中で生まれる「感情」「出来事」に振り回されてしまったからではないでしょうか?

心身の疲れをリセットするという意味合いでも、いったんは自分の時間を確保しましょう。すっかり元気になった頃に、また他人と関わり合えばよいだけのことです。

人間関係に疲れた様子は、他人にも伝わる

人間関係に疲れた様子は、他人にも伝わってしまいます。というのも、私たちには「波動」が備わっているからです。ここでいう波動とは、他人にも影響を及ぼすエネルギーのこと。

他人との関わりの中で受けたストレスは、波動を下げるマイナス要因になります。そして、波動が下がった状態で他人と接しても、良い印象はもたれないのです。

「何だか今日のあの人は覇気がないな」
「あの人からどんよりとした印象を受ける。自分までつられそうで嫌だ」

このように、人間関係に疲れた状態で他人と接しても悪印象を与えるだけかもしれません。だからこそ、心身の疲れをリセットしてから人間関係に向き合うのが1番なのです。

まとめ

人間関係に疲れた状態は、自分の時間を確保することで緩和されます。他人の目、評価、波動の影響をストレスに感じながら人付き合いをしても良いことは起こりません。

誰の人間関係にも「2:6:2の法則」が当てはまります。どんなに人から好かれようとしていても、自分を「嫌い」と思う人がいることも受け入れましょう。「無理に好かれる必要はない」と思えることで、人付き合いがとても楽になります。

 

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