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どん底から這い上がる前兆とは?人生の転機を掴む3つの心得

どん底から這い上がる前兆とは?人生の転機を掴む3つの心得

成功者や心豊かに生きている人が人生の転機について振り返ると、「どん底を感じた時」という答えがよく返ってきます。人生のどん底には自分の本当の望みが隠されていて、好転の兆しを見つけることができるのです。

今回は、人生のどん底から這い上がる前兆と転機の掴み方について解説していきます。不安や絶望でいっぱいの状況を打開する方法を見つけたい方は必見です。

人生のどん底から這い上がる前兆

人生のどん底から這い上がる前兆

最悪な状況や心境の時にこそ、人生そのものを好転させるきっかけを見つけることができます。まずは、人生のどん底から這い上がる前兆を3つご紹介します。

【人生のどん底から這い上がる前兆】

  • ひどい体調不良やストレスに見舞われる
  • 大切な人と別れたり亡くす
  • うまくいかないと思うことが増える

前兆①:ひどい体調不良やストレスに見舞われる

人生のどん底から這い上がろうとしている人は、その前兆として自力で対処しきれないほどの「体調不良」や「心のストレス」に見舞われることがあります。それもただの風邪や1日2日の落ち込みではなく、命の危険を感じるほどの病気や事故であったり、日常生活がおぼつかなくなるくらいの心の不調だったりと、症状が重いことが特徴です。

自分自身の体調不良はもちろん、家族や親友・パートナーなど大切な人に不幸が訪れ、どん底を感じる場合もあるでしょう。

体調不良が起こる理由は、現実とスピリチュアルの2つの視点から考えることができます。1つは、今の人間関係や環境が自分に合っていないことを心身のストレスによって警告しているため。もう1つのスピリチュアルな理由は、人生好転のきっかけを引き寄せるために多くのエネルギーを使うためです。

大病を患ったことで人生観が変わった人のエピソードは、誰もがどこかで耳にしたことがあるでしょう。自力で対処できないほどの体調不良は、どん底から這い上がる転機でもあるのです。

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前兆②:大切な人と別れたり亡くす

大切な人と別れたり亡くしたことで、人生のどん底を感じる場合もあるでしょう。他にも大切にしていた物を失くしたり好きな家や街から引っ越したりと、慣れ親しんだ環境とのお別れが、どん底の始まりになることも。こうした「離別」もまた、どん底から這い上がる前兆といえます。

大切な人や物との離別が人生の転機になる理由は、別れによって人や物との縁が手放されたことで、新たな人や物との縁を繋ぐ余地が生まれるからです。例えば、失恋直後の辛さに親身に寄り添ってくれた人が今のパートナーだったり、パワハラを受けて転職した次の職場で生涯のビジネスパートナーに巡り会えたりと、失った物が大きいほど今後のご縁の1つ1つが自分にとって非常に大切なものとなり、転機を見つけやすくなるのです。

失ったものに執着するのではなく、どん底から這い上がる手助けをしてくれる人を大切にしましょう。人間関係の大きな変化は、人生が好転しつつあるサインです。

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前兆③:うまくいかないと思うことが増える

物事がなぜかうまくいかなくなる」ことも、人生のどん底から這い上がる典型的な前兆です。

  • 仕事で頑張っているのになかなか認めてもらえない
  • 恋人を愛そうと努力しているのに喧嘩ばかりしている
  • 今の自分の姿が理想とかけ離れていて鬱憤が溜まっている

このような一見小さく思える出来事でも、本人が今の人生を本気で変えたいと願い行動を起こせば、どんなきっかけも重大な転機になり得ます。

うまくいかないことが人生の転機になる場合とは、「自分を変えたい・成長したい」と思う時です。例えば、喧嘩の原因が相手にあると思い込んであら捜しをしたり自分の非を絶対に認めないという場合は、自分を成長させられず、人生はどん底で停滞したままでしょう。

うまくいかないから「現状に目を背けよう」ではなく、うまくいかないから「うまくいくように現状を変えよう」と前向きに思うことができたら、人生はその瞬間から好転し始めます。毎日が思うようにいかない時にも、「すべてうまくいく」「必ず這い上がる」という意志だけは絶やさないでください。

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人生のどん底を転機に変える心得

人生のどん底を転機に変える心得

人生のどん底にいながら這い上がることを夢見るだけでは、現状を脱する時期はどんどん遠ざかってしまいます。人生の転機を掴みたい方は、以下の3つの心構えを持ち必要なことを実践しましょう。

【どん底を転機に変える心得】

  • 今この瞬間の自分に集中する
  • 義務ではなく情熱に従う
  • 変化を受け入れ、求める

心得①:今この瞬間の自分に集中する

どん底を感じるほど辛い出来事を体験した人は、全員が共通して「時間の短さ」や「人生の儚さ」を実感します。大切な人と別れた人も、うつ病を患い死にたいほど思い悩んだ人も、天災などで今までの生活や環境をもろとも失った人も、全員が人生の残り時間の短さや儚さを無意識に痛感させられるのです。

Apple創設者のスティーブ・ジョブズの有名な名言の1つに「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、私は今日やる予定のことを本当にやりたいだろうか?」という言葉があります。どん底を経て人生の短さや儚さを実感した人は、自分でも驚くほどの意志やエネルギーが生み出され、意識を今この瞬間に全集中し、人生を最速で好転させられるようになるのです。

もし今、自身が人生のどん底にいるなら、これからできることは「這い上がる」か「その場にいるか」だけなのです。これ以上、人生が転落することはありません。

時間の有限性を常に忘れずに、どん底から這い上がるために「今この瞬間に集中する(マインドフルネスになる)」ということが、転機を掴むために最優先でやるべきことなのです。

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心得②:義務ではなく情熱に従う

人生のどん底を転機に変えるには、義務や他人の命令ではなく、自分の「情熱」や「使命感」に従って人生を突き進んでください。別の言葉で言い換えるなら、他人軸ではなく自分軸で生きるということです。

人生のどん底を感じている時、大抵の人は周りの人や物・環境に身も心も振り回され、自分軸が乱れた状態にあります。社会のルールを守ることは大事ですが、自分を押し殺してまで周囲に迎合する必要はありません。

自分がどん底に来てしまった原因を振り返ると、どこかに他人軸で生きていた痕跡が見つかるはずです。自分の人生を義務感や他人の思惑に従って歩むのではなく、情熱やワクワク・使命感を常に感じながら毎日を生きてください。

「使命なんてすぐには見つからない」と思われる方は、まずはご自身が好きなことや無意識に没頭してしまうような楽しいことに、他人と比較したり世間体を気にしないで、一度思いっきり取り組んでみましょう。小さな喜びや充実感の一つ一つが、どん底から這い上がるための重要な一歩となるのです。

心得③:変化を受け入れ、求める

どん底を人生の転機に変えるには、これから自分に降りかかる「変化」を受け入れ、むしろ積極的に求めていきましょう。

身も心もどん底に落とされた直後は、ひどく失望して身動きが取れなくなったり、挑戦を恐れて現状を維持したくなることもあるでしょう。そうして心と体を休めることが最善のストレス対処法であれば、思いっきり悲しんだり、身を守ることに努めて良いのです。

しかし、いつまでも現状維持を願っていては這い上がることも難しくなるということも、頭の片隅に入れておかなくてはいけません。

仏教には『諸行無常』という教えがあります。諸行無常とは、万物はその姿も本質も絶えず変化し続け、今の状態を永遠に保つことはできないという考え方です。

もし今どん底にいるなら、その状況はいつか必ず好転します。その転機をいち早く引き寄せたい場合は、これから起こる変化を前向きに受け入れ、積極的に求めていく勇気を持つことが大切なのです。

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まとめ

どん底には、自分の人生を根本から変える転機が隠されています。もし今辛い状況にあるなら、「どん底にも意味がある」「どん底から這い上がることは可能である」と信じながらも、心と体をしっかり休めましょう。

そしていずれ「立ち直ってみよう」と少しだけでも感じることができるようになったら、変化を受け入れ、情熱に従って自分軸で生きることを心がけてください。

 

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