
あなたに宿る「波動」の質が、今後の人生の命運を分けていることをご存知ですか?波動とは、いわばエネルギーの質です。
波動を上げることで、引き寄せの法則が働き、自分の望む幸せを手に入れられます。逆に波動が下がる行動をすると、エネルギーの質が下がり、願望実現から遠ざかるばかりか、普段の生活や人間関係などにも悪影響を及ぼしてしまいます。
この記事では、波動を上げるため具体的な6つの方法を伝授します。数ある方法の中から効果を実感しやすいものを厳選していますので、実践できそうなものを1つ見つけて取り組んでみてください。
そもそも波動とは?

波動とは、すなわち、すべての物質が持つ「振動」のことです。
この世に存在するすべてのモノには、エネルギーが宿っています。そしてそのエネルギーは、それぞれ固有の振動数を持っています。
この振動数が上がると「波動が上がった」という状態となり、モノに宿るエネルギーが増えます。逆に振動数が下がると「波動が下がった」という状態になり、その物質に宿るエネルギーは減少します。
ここで押さえてほしいことは、波動自体には良い・悪いという区別はないということです。
- 波動が上がれば、ポジティブで活動的になる(その結果を「良い」と呼んでいるだけ)
- 波動が下がれば、ネガティブで消極的になる(その結果を「悪い」と呼んでいるだけ)
このように、「波動には高低差がある」というイメージを持つことが大切です。「良くしよう」と思うのではなく、「上げよう・高めよう」と意識することで、自分の波動を意のままに操り、幸せな人生を築けるようになるでしょう。
波動を上げる方法6選

スピリチュアルの世界では、身の回りの環境、関わる人、使うモノと調和のとれたエネルギーを自身に宿すことを「波動を上げる」と表現します。波動を上げる方法は千差万別で、人それぞれに適したやり方や、夜型の人が早起きしようとして体調を崩すように、逆効果になるものもあるでしょう。
大事なことは、自分に合う方法を、実際に試した感触で見つけていくことです。以下では、即効性のある波動の上げ方を6つ厳選して解説しますが、全員が効果を実感できるものではないということはご理解ください。
自分の体調や生活リズムと相談しながら、まずは適した方法を1つ見つけて実践し、最終的には習慣化を目指しましょう。
【心の持ち方で波動を上げる10の方法】
- ポジティブな言葉を使う:言葉の意味は自分と周囲の波動に影響を与える。
- 相性の悪い人から離れる:ネガティブなエネルギーの影響を防ぐ。
- 感謝の言葉を口にする:感謝は最も高い波動を宿す。
- 笑顔を心がける:自分と周囲を明るくし、波動を高める。
- 楽しいことに熱中する:ポジティブな感情はエネルギーを一気に高める。
- 日記や感謝ノートを書く:良いことに意識を向ける習慣が波動を整える。
- 自分を褒める癖をつける:自己肯定感が高まり、波動が高い状態を維持できる。
- 人に優しい言葉をかける:愛のエネルギーは循環して自分に戻ってくる。
- 心温まる本を読む:温かい言葉やストーリーは波動を底上げする。
- 創造的な活動に取り組む:創作活動で内側に溜まったエネルギーを放出できる。
【生活習慣で波動を上げる10の方法】
- インスタント食品を控える:食べ物のエネルギー=自分のエネルギーとなる。
- 腹式呼吸を意識する:心を静め、内側からエネルギーを整えられる。
- 朝日を浴びる:体内リズムが整い、自然のエネルギーを取り込める。
- 自然の中を散歩する:大地や木々の高い波動と共鳴できる。
- 規則正しい生活を意識する:心身が安定し、波動が乱れにくくなる。
- 長い睡眠をとる:心と身体を回復させ、波動の低下を防げる。
- 水を意識して飲む:水の浄化のエネルギーが老廃物を流してくれる。
- 軽い運動で体を整える:血流が良くなり、エネルギーが巡りやすくなる。
- 食事の間隔を意識する:胃腸への負担を減らすと体内のエネルギーが整う。
- 今を大切にする:過去や未来に囚われないことで波動は上がりやすくなる。
【環境を変えて波動を上げる10の方法】
- ヒーリング音楽を聴く:周波数が心身を優しく整えてくれる。
- 夜遊びを控える:自然のリズムに合わせると波動が上がりやすくなる。
- 部屋を換気する:空気を入れ替えると新鮮なエネルギーが流れ込む。
- 不要なものを手放す:物と一緒に停滞したエネルギーも出ていく。
- 身の回りを清潔に保つ:快適な空間は高い波動を保持する。
- 好きな服やアクセサリーを身につける:気分が上がれば波動も上がる。
- 好きな音楽を聴く:波長の合う音楽が気分を引き上げる。
- アロマやお香を使う:嗅覚は気分を変えやすく、波動を適切に整える。
- 動物や植物と触れ合う:無条件の愛や癒しの波動に包まれる。
- 月や星空を眺める:宇宙のエネルギーと繋がれる。
方法①:ポジティブな言葉を使う
波動を上げる代表的な方法は、「ポジティブな言葉遣い」です。言霊という概念があるように、私たちが口に出す言葉にも、エネルギーが宿ります。
- プラスの言葉(頑張ろう、達成できた、充実している)…波動が上がる
- マイナスの言葉(面倒くさい、だるい、ムカつく)…波動が下がる
このように、あなたの発する言葉の違いが、そのまま波動の違いになるわけです。人を元気にするエネルギッシュな発言を心がけ、自分の波動を上げていきましょう。
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方法②:相性の悪い人から離れる
なぜかケンカが絶えなかったり居心地が悪かったりする「相性の悪い人」と接点をもたないようにすることも、波動を上げる方法の1つ。どう工夫してみても折り合いがつかない相手と関われば、誰しもストレスが溜まってしまいます。
ストレスは波動を大きく下げ、本来のあなたに宿るプラスの波動を消し去ってしまうのです。人間関係を改善しようとする努力は必要ですが、本来の自分らしく過ごせる相手とも多く関わるようにして、余計な気苦労をなくしていきましょう。
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方法③:インスタント食品を控える
波動というものは、精神と肉体の両方に宿るものです。添加物のような人工的な物質を多く含む「インスタント食品」は、自然・天然とは真逆のモノであり、波動を下げる原因となってしまうため、なるべく摂取しないようにしましょう。
買い物の際には、「無添加」「無農薬」といった文言を重視するだけでも、肉体に宿る波動を上げることができます。
方法④:腹式呼吸を意識する
心身の波動を上げるためには、「腹式呼吸」を心がけるのが効果的です。
有酸素運動をしている時などに代表される浅い呼吸(胸式呼吸)は、交感神経を刺激し、心身を興奮させる作用があります。リラックスしている時の胸式呼吸は、血流や循環器の働きを弱め、無意識のうちに波動を下げてしまうのです。
腹式呼吸は、「息を吸う際は、鼻から、お腹が膨れるくらい大きく」「息を吐く際は、口をすぼめて、空気の通り道を小さく」ということを意識してみてください。普段無意識にやっている呼吸を、エネルギーの循環をイメージしながら意識的に行ってみるだけで、頭がスッキリしたり雑念が払われたりと、波動を自然に上げていくことができます。
方法⑤:ヒーリング音楽を聴く
波動を上げたい時は、耳から入る音の力も活用しましょう。YouTubeやSpotifyなどで視聴できる「ヒーリング音楽」には、心を落ち着かせ、緊張や不安を和らげるエネルギーが含まれています。
雨の音や小川のせせらぎ、穏やかなピアノやバイオリンのメロディーに耳を傾けるだけで、頭の中が整理され、心の波が静かに整っていくのを感じられるでしょう。
【おすすめの視聴タイミング】
- 朝起きた時:一日の始まりの波動を軽やかに整えられる
- 仕事や勉強の最中:リラックスして集中力を維持できる
- 夜寝る前:心身の緊張を解いて穏やかに入眠できる
ポイントは「音をただ聴く」ということ。勉強中など作業用BGMとして聞き流す時を除き、基本的には自然の音や楽器の音色に聴覚を集中させましょう。
ストレス解消や直感力の向上など、特定の効果を得たい場合は「ソルフェジオ周波数」と呼ばれる音について調べ、気になる周波数を視聴してみてください。
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方法⑥:夜遊びを控える
脳を活発化させる交感神経から、脳を休める副交感神経へと切り替わる夜。この時間帯に頻繁に「夜遊び」や「夜更かし」をしていると、波動が下がりやすくなってしまいます。
夜型を自覚している方は問題ありませんが、波動を上げる(下げない)ための基本は、朝日を浴びて目覚め、暗く静かになったら眠るという自然のリズムに合わせること。波動というスピリチュアルな観点だけでなく、精神安定や睡眠リズムの調整に関わる「セロトニン」と呼ばれる神経伝達物質の分泌にも影響するため、可能な限り、夜遊びは控えるのが健康的です。
波動を上げる時の注意点

ここまで様々な波動の上げ方をご紹介してきましたが、1つだけ注意点があります。それは、波動を上げるために「○○しなければいけない」という義務を自分に課さないということ。
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」ということわざの通り、波動を上げる方法を、ストレスを感じながら嫌々実践するのは、何もやらないことと同じで効果がないばかりか、悪影響になることもあるのです。
例えば、インスタント食品が大好きで毎日欠かさず食べていた人が、「波動が下がるから」という理由で、明日から一切食べないようにしたら、どうなるでしょうか?
お酒やタバコのように依存性はないものの、これまでインスタント食品を食べていた習慣を急に変えようとするのは、精神的に大きなストレスとなります。過大なストレスは、自身に宿る波動に悪影響を与え、むしろ「インスタント食品をやめたのに波動が下がった」という結果に陥ってしまうのです。
それならば、「食べちゃったけど、まあいっか。」とポジティブに捉えるほうが、自己肯定感は保たれ、少なくとも波動が今より下がることはありません。さらに付け加えると、波動が上がれば上がるほど、無意識にインスタント食品を手に取らなくなるなど、波動が下がる行為から自然に遠ざかっていくでしょう。
つまり大事なことは、「いきなり完璧にこなそうとする必要はない」ということです。
- 自分が今できることから始める
- やりたいと思える方法から実践する
- いい気分でできることだけを継続する
- 失敗しても次に成功させればいい
といったように「気楽に取り組める実践こそ自分にとって最善の波動の上げ方」ということを覚えておいてください。
まとめ
波動を上げる目的とは、突き詰めれば、幸せになることや、いい気分になること。したがって、波動を上げていく過程が少しも楽しくなく、ただ苦しいだけだったら、その先で待っているのは「波動が低い自分」です。
今すぐ、自分の気分が少しでも良くなったり、幸せを感じられたりすることを、何か1つやってみてください。その積み重ねで、あなたは確実に、波動が高い人へと変わっていけるのです。