夢占いにおける火事には「再生」「激情」「危機」という3つの意味があります。その状況によって、夢の吉凶や暗示の内容も変わるとされています。
この記事では、夢占いにおける火事の意味を7つの状況別に解説していきます。あなたが見た夢の内容と照らし合わせつつ、読み進めてみてください。
1. 火事の焼け跡を見る夢
火事の焼け跡が示す意味は「情熱の消失」。特定の取り組みに対し、熱意・やる気を失っているサインとなります。この夢を機に、別分野で情熱を再燃させると良いかもしれません。
情熱の消失と似た意味をもつ状況に、勢いの小さな炎が少しだけ燃えている「ボヤ」があります。このボヤもまた、感情や情熱が冷めて心のエネルギーが減少していることを暗示しています。
火事の焼け跡を見たら「冷静になりましょう」
火事の焼け跡の夢を見た時は、「自分の本当の望みは何なのか？」を一度冷静に見つめ直しましょう。
今の努力と自分の実現したい望みが合致しているならば、やる気をもう一度奮い立たせましょう。その反対に情熱が冷めきってしまっていると感じたら、努力のやり方を変えたり、他のやりたいことを探すこともおすすめです。
火事の焼け跡の夢は、自分の叶えたい目標が「もう一度情熱を注ぐ価値があるかどうか？」を再確認しましょうとメッセージを送ってくれています。
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2. 火事から逃げる夢
火事から逃げる夢が示す意味は「現状維持」。環境、人間関係、仕事などのあらゆる変化や転機を拒む心の表れともいえます。運気の停滞にも注意しなければならないでしょう。
また、逃げるという行動は「問題から目をそらす」と読み解くこともできます。今は些細な問題だと思っていても、将来的に自分だけでは解決できないほど大きなトラブルに発展する可能性も抱えています。
火事から逃げる夢を見たら「休みましょう」
今抱えている問題を解決することが一番の方法ですが、潜在意識の「逃げたい」というメッセージは、解決よりも休息を必要としていることを伝えてくれています。その問題のことで悩みすぎるが故に大きなストレスを感じていたり、日常生活にも支障が生じている場合は、心にも体にもいったん休息を与えましょう。
身体と精神の状態をしっかりと整えてからトラブルに対処することで、運気の停滞から脱することができます。頭では疲れていないと感じていても、自分の潜在意識はいつもより元気がないことを敏感に察知しています。まずはしっかりと休み、体調を整えることが先決です。
3. 火事の煙を見る夢
火事の煙が象徴する意味は「黒煙」か「白煙」かによって異なります。焼け跡などから黒煙が上る場合は「不慮の事故・トラブル」を示し、白煙が上る場合は「トラブル解消」を暗示しています。
また、火事より煙が印象に残る夢は凶夢であることが多く、運気は減少傾向にあります。
煙の夢を見たら「慎重になりましょう」
煙の夢は、慎重になりましょうというメッセージが込められています。
黒煙が示す不慮の事故・トラブルは、仕事で重大なミスを犯してしまったり、健康だと思っていたら予想外の怪我や病気になる可能性を教えてくれています。黒煙を見たらいつも以上に丁寧に仕事をこなしたり、生活習慣を見直すなど体調管理に気をつけて、不慮の事故や病気を未然に防ぎましょう。
また白煙を見た場合も、現在抱えているトラブルを解消できるまでは楽観しないように。どんなトラブルであれ、最後まで誠実に対処することを心がけてください。
4. 火事で死ぬ夢
火事で人が死ぬ夢が示す意味は「再生」。夢占いにおける「死」は「破壊」を指し、その後に再生を控えているという暗示です。あなた自身や見知らぬ誰かが死ぬ場合のいずれも、「新たな始まり（再生）」を表すと考えてOK。
火事で死ぬ夢を見たら「挑戦しましょう」
火事で死ぬ夢は、新たな人生の始まりを象徴している吉夢です。この夢を見た後は、変化を恐れず自分がやりたいことに積極的に挑戦していきましょう。
例えば、現在恋人との関係に悩んでいる人は、今のパートナーとの別れが新たな出会いを引き寄せてくれるかもしれません。また転職活動中の人は、転職に成功して望んでいた職場環境で仕事ができる可能性を示してくれています。
火事で死ぬ夢は良い意味での人生の変化を示しているため、物事をポジティブに捉えて、変化を積極的に求めて行くことで開運につながります。
5. 火事から人を助ける夢
火事から人を助ける夢が示す意味は「吉報」。あなた自身のポテンシャル、適職、才能などが発掘できるとされているため、感覚的に「やりたい」と思ったことを続けてみるとよいかもしれません。女性がこちらの夢を見た場合は「妊娠」のサインという場合も。
人を助ける夢を見たら「やりたいことに集中しましょう」
火事から人を助ける夢を見た後は、自分が本当にやりたいことを見極めて、努力をコツコツと続けること。人助けの夢は運気が良い方向に切り替わる前兆であり、開運の波に乗ることができると教えてくれています。
自分の才能や実力を他人に認めてもらうためには、それらを行動で表現したり目に見える形にして発信していかなくてはいけません。火事から人を助ける夢を見た今のあなたは、そうした努力ができていて、自分の実力ももうすぐ認められるでしょう。
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6. 近所や隣の家で火事が起こる夢
近所や隣の家で火事が起こる夢が示す意味は、その燃え方によって異なります。自宅に燃え移ることなく近所・隣家が全焼する場合は「ストレスやトラブルの解消」を、あなたの家に燃え移る場合は「横やり・計画の失敗」を意味します。
近所の家や隣家は、友人・学校・職場など自分が所属しているコミュニティを象徴しているため、現実の人間関係と照らし合わせて夢の意味を読み解くことが大切です。
近所で火事が起こる夢を見たら「人間関係を見直しましょう」
- 全焼はトラブルの解消であり、運気が上向きになる前兆
- 自宅に燃え移る場合は新たなトラブルが発生したり長引き、運気が下がる前兆
このように近所の火事の夢は、その情景によって意味が真逆になります。そのためまずは、見た夢のイメージや夢の中の感覚をできる限り思い出しましょう。
それと同時に、今コミュニティで発生している問題を解決する具体的な方法を模索したり、今後起こりそうなトラブルを予測して大事に至らないように注意することも必要です。
今のコミュニティの状態を見直して適切に対処することで、これまでより良い人間関係を築くことができます。近所の火事の夢は吉報・凶報に関係なく、関係改善のきっかけと捉えましょう。
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7. 火事を起こす夢
あなた自身が火事を起こす夢が示す意味は「恋愛や性的欲求の高まり」。意中の異性への想いが高まっている場合などによく見る夢だとされています。一方、誰かに放火される夢は、「放火した相手からアプローチを受ける」という暗示なのだとか。
放火する（される）夢を見たら「情熱的な恋をしましょう」
放火の夢で見た炎の勢いは、そのまま自分もしくは相手に対する情熱の大きさと捉えることができます。
自分の夢なのに、直接見たり聞いたわけでもない相手の情熱まで分かってしまうは一体なぜなのでしょうか？
その理由は、人類全員に共通する「集合的無意識」を、あなたの潜在意識が察知したためです。自分に好意を持っている相手が発している恋の情熱を、理性ではなく無意識的に察した結果、その感覚が夢の中で「放火」として再現されたのです。
しかしどんな火事でも、いずれは鎮火してしまいます。夢の中で見た火事が大きく燃え上がっていた時は、こちらからアプローチしたり、相手からのアプローチを受け入れる絶好のタイミングだと教えてくれています。その恋愛を積極的に楽しむことで、良い運気を引き寄せることができるでしょう。
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まとめ
夢占いにおける火事は、状況によって意味・暗示の内容が違います。
同じ火にまつわる夢でも吉夢とされ、再生や人生の転機を示す夢もあれば、凶夢とされ、トラブルを暗示する夢もあるのです。
火事の夢の状況によって、今後のあなたに必要だと思われる対策を自分自身で考えて実践していきたいものですね。