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タロット占い「3枚引き」のやり方|初心者でも手順3つで占える

タロット占い「3枚引き」のやり方|初心者でも手順3つで占える

タロット占いのやり方において最も簡単な「3枚引き(スリースプレッド)」。簡単な質問に答えられるのが特徴で、今からタロット占いを始めたい初心者向けの占い方といえます。

この記事では、タロット占いにおける「3枚引き」のやり方を解説していきます。事前準備からタロットカードの手順・見方まで紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

タロット占い「3枚引き」とは

タロット占い「3枚引き」とは

タロット占いにおける「3枚引き」とは、左から順番に横並びで3枚のカードを置き、過去・現在・未来の状況を占う手法です。自力でタロット占いをしてみたい初心者や占い師志望の方が、最初に知っておきたいやり方ともいえます。

  • 左に置いたカード…過去/朝
  • 中央に置いたカード…現在/昼
  • 右に置いたカード…未来/夜

こちらは、3枚のタロットカードが指し示す「時制」となります。たとえば1日の運勢を占いたい場合、左から順番に朝、昼、晩という読み解き方をします。

タロット占い「3枚引き」の始め方

タロット占い「3枚引き」の始め方

タロット占いにおける「3枚引き」を始める際には、事前準備として「テーブルクロス」を用意しておきましょう。タロットカードをテーブルに直置きするのはNGなやり方。

その理由はテーブルがもつ波動がタロットカードに混入し、占いの結果に影響が出てしまうためとされています。まずは、事前準備として次の2つのステップを済ませましょう。

【タロット占い3枚引きの事前準備】

ステップ①:除菌ティッシュなどでテーブルの汚れをきれいに拭き取る
ステップ②:テーブルにテーブルクロスをかけ、その上にタロットカードデッキを置く

タロット占い「3枚引き」のやり方3ステップ

タロット占い「3枚引き」のやり方3ステップ

タロット占いの3枚引きは、次の3つの手順で簡単に行うことができます。

【3枚引きの3ステップ】

①タロットカードをシャッフルする
②タロットカードをカットする
③タロットカードを展開する

このように手順自体はとてもシンプルですが、正しいやり方と注意点を知っておかなければ、特に初心者の方は占いの結果を正確に読み取ることができなくなってしまいます。

ここからは、タロット占いの3枚引きの具体的な3ステップと、占いの結果を読み解くコツや注意点を解説していきます。

ステップ1. タロットカードをシャッフルする

右手にタロットカードを持ち、左手でシャッフルをしましょう。カードは全部で78枚あるため、3~4回に分けてシャッフルをするのがおすすめのやり方です。

続いて、シャッフルを終えたカードを左手に持ち替え、テーブルの上で「時計回りの円」を描くように広げます。そして、広げたカードを混ぜていきます。

十分に混ぜ終わった段階で、タロットカード1束にまとめて「横向き」に置きましょう。

ステップ2.  タロットカードをカットする

1束にまとめたタロットカードを2つの山に分けます。束の上から好きなところまでカードを手に取り、束の向こう側に置きます。そして、残った束を手に取ったカードの上に重ねて置きましょう。

続いての手順は、「自分のことを占う」か「相手のことを占う」かで変わります。以下を参考にやり方をマスターしてください。

  • 自分のことを占う…カードの右側を自分に向けて置く
  • 相手のことを占う…カードの右側を相手に向けて置く

ステップ3. タロットカードを展開する

最後に、タロットカードを展開していきます。このとき、カードの向きが上下逆転しないよう注意が必要です。カードが「正位置」か「逆位置」かによって、読み解く際の意味が大きく変わるためです。

正確なタロット占いのやり方として「カードの向きを逆転させない」ということは鉄則になるため、必ず押さえておきましょう。

タロット占いの3枚引きを正確に読み解く3つのコツ

タロット占いの3枚引きを正確に読み解く3つのコツ

タロット占いの3枚引きの結果をできるだけ正確に解釈するために、次の「3つのコツ」も押さえておきましょう。

【タロット占いの3枚引きの3つのコツ】

①どんな質問をするか事前に決めておく
②タロットカードの意味に従いつつ自由に解釈してみる
③慣れないうちは大アルカナによる3枚引きもおすすめ

コツ1. どんな質問をするか事前に決めておく

占いの結果をより正確に出すために、タロットカードを展開する前に「どんな質問をするのか決めておく」ことが大切です。

タロットカードによる占いは、無意識に引いたカードの意味を読み解くことで結果の正確性を高めることができます。仮に、カードを引いた後に質問を決める場合、カードの種類に意識が引っ張られて、「占いの結果が良くなるようにコントロールしよう」という心理が働くかもしれません。

こうした雑念を取り除くために、できればステップ1のシャッフルを行う前の段階から、質問内容を明確に決めておきましょう。

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コツ2. タロットカードの意味に従いつつ自由に解釈してみる

タロットカードは、1つの絵柄にも実に様々な意味があります。多くの意味を読み解くことができるからこそ、すべての人に当てはまる占いができるのです。

3枚引きはタロット占いの初心者にも実践しやすい方法ですが、ワンオラクルのような1枚引きより枚数が多く、その分だけカードの意味を読み解く難度も上がります。

そんな時は、タロットカードの解説書に従って意味を解読しながらも「自分なりの解釈」も加えて、自由な思考でタロットに向き合ってみてください。

例えば、「恋人は私のことをどう思っているか?」という質問をした時に、中央に『正位置の愚者』のカードが置かれたとしましょう。正位置の愚者の意味は、変化・始まり・純粋・可能性・楽観的・無計画…などなど、これから新しい出来事を始めようとする前向きさの表れです。

このカードの解釈に素直に従うなら、次のようにポジティブな意味になるでしょう。

「付き合えていることに楽しさを感じていて、2人でいろんなことに挑戦したり新しい思い出を築いていきたいと思っている!」

しかし、これはあくまでたくさんある解釈の1つに過ぎません。恋人との関係性や2人の性格によっては、正位置でも次のように悲観的な解釈をすることもできます。

「悪気がないのは分かってるけど、愛し方が一方通行で重く感じている。そのことを伝えるべきか、自分が受け入れるか、我慢すべきか迷っている…」

タロット占いは、カードの基本的な意味から大きく外れなければ、どんな解釈でも間違いではありません。解説書にしたがって意味を忠実に読み解くことも大切ですが、占いの結果に自分なりの解釈を少し含めることでオリジナリティが加わり、より正確に質問の答えを占うことができるでしょう。

コツ3. 慣れないうちは大アルカナによる3枚引きもおすすめ

タロットカードは全部で78枚ありますが、最初はそのすべての意味を調べるだけでも一苦労です。そこでタロット占いを始めたばかりの初心者におすすめの方法が、22枚の「大アルカナ」だけを使う占い方です。

大アルカナとは、愚者・皇帝・太陽・死神・世界などなど、タロットカードと聞いて思い浮かぶ代表的な絵柄のこと。先ほどもお伝えした通り、タロットカードの1枚1枚には実に多様な意味が込められているため、大アルカナによる3枚引きだけでも充分に正確な占いが可能です。

3枚引きをスムーズにできるようになるまでは、22枚の大アルカナのみを使い、質問をできるだけシンプルに占う方法もおすすめです。3枚引きのやり方や大アルカナの解釈に慣れてきたら、小アルカナも含む78枚のタロット占いにステップアップして、質問をより細かく占ってみましょう。

まとめ

タロット占いにおける「3枚引き」を覚えれば、その日の運勢吉凶診断を自力で行えるようになります。用意するものはタロットカードとテーブルクロスだけのため、コストをかけずに娯楽を増やせるのも嬉しいポイント。

実際にタロット占いを行う際には、気持ちを落ち着けてからカードを引くことも忘れずに。あなたの波動の質・心境によって「引き当てるカード」は変わるといわれています。

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