人間関係

人付き合いが面倒な人が取りがちな3つの行動とリスク

人付き合いが面倒な人が取りがちな3つの行動とリスク

他人の顔色をうかがう、相手の期待に応える、親密な相手との約束を守る…。そんな面倒な人付き合いを避けるための行動には、思わぬリスクがあることを知っていますか?

この記事では、人付き合いが面倒な人が取りがちな行動とそのリスクについて解説します。

他人との関わりを面倒に感じる人は、主に次の3つの行動を取り始めます。

①人付き合いをすべてやめてしまう
②本音を極端に隠そうとする
③自宅にひきこもる

これらの行動は、人付き合いをネガティブに感じ始めているサインであり、自立ではなく孤立に向かっている兆候です。この記事が「1人で生きよう」と自ら心に決めたあなたの参考になれば幸いです。

 

行動1. 人付き合いをやめてしまう

行動1. 人付き合いをやめてしまう

人付き合いが面倒な人は、人付き合いそのものをやめてしまうことがあります。「1人の方がラクだ」「他人に振り回されることもなくなる」という考えから取る行動です。

しかし、完全に人付き合いをやめた先に待つのは言いようのない孤独感。嬉しい報告も、眠れぬ夜の相談も、賑やかな食事も、人付き合いなしにはできないのです。

他人との付き合いに嫌気が差し、関わりを完全に断つ人は「人間関係リセット症候群」に陥っている可能性があります。

 

人間関係リセット症候群とは?

人間関係リセット症候群とは、その名称の通り、人間関係に解決できないほどのトラブルが発生すると、まるでゲームをリセットするように、すべての人との繋がりを断ちたくなる心理のことです。

  • SNSのアカウントを消す
  • LINEをブロックする
  • グループから急に抜ける

このような他人との繋がりを無くすことで人間関係を保とうとする行動の問題点は、直接的なトラブルの解決にならないことです。むしろ、目の前のトラブルから逃げるばかりで対処法を学ぶことができず、人間関係が嫌になるとまたリセットを繰り返します。

人間関係リセット症候群は、散財と似ています。大金を使った瞬間は気持ちよくても、後々無駄な物にお金を使ったことに後悔してしまいますよね。人間関係も、リセットした瞬間こそ解放感を得られますが、衝動的に関係を断ち切ったことを後悔する場合がほとんどです。

苦手な人を避けることは、健全な人間関係を築くために必要なスキルです。しかし、人間関係リセット症候群のように衝動的に関わりを断つと、お金より取り返しのつかない問題に発展することもあります。

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自分の人間関係を分類しよう

人付き合いが面倒になった時は、すべての人間関係をリセットするのではなく、自分にとって大切な人とそうでない人を分けて考えましょう。誰彼構わず付き合うことも1人で孤立することもなく、苦手な人との時間を減らし、一緒にいて楽しい人との時間を増やしてください。

人間関係の「」を意識して、狭く深い付き合いを心がけましょう。

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行動2. 本音を隠す

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人付き合いが面倒な人は、自分の本音を隠す傾向があります。「適当に合わせておけばよい」「本音を話したら面倒ごとが起きる」という考えから取る行動です。

とはいえ、本音を隠せば隠すほど自己表現のチャンスを失ってしまいます。やがてあなた自身も、自分の本音が何なのかがわからなくなってしまう恐れもあるのです。

 

本音を自分にまで隠さないこと

本音を隠すこと自体は、人間関係のトラブルを避けるために決して悪い行動ではありません。注意したいことは「自分の本音は悪いものだ」と感じて、「自分自身にまで本音を隠してしまうこと」です。

人は誰しも、他人には言えない本音があります。そうした本音は、口に出してしまうとトラブルの原因になりますが、他人に言わない分には何を考えても自由です。本音を隠すことで人付き合いのバランスを取ろうとする人に起こるリスクは、先ほどもお伝えした通り「自由な自己表現」の機会を自ら奪ってしまうことです。

自分の考えを「悪いもの」「本音は持ってはいけないもの」と感じると、他人の価値観に流されて生きていくことになります。すると、本当は行きたくない集まりに連れて行かされたり、関わりたくない人と付き合わされたりと、かえって面倒な人間関係が増える可能性もあるのです。

本音を隠す対象は、あくまで他人です。自分にまで本音を隠して、自分らしさを見失わないように気をつけましょう。

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人付き合いが面倒な人は、自宅にひきこもりやすいといえます。「自宅は自分だけのテリトリー」「家にいれば他人に邪魔されない」という考えから取る行動です。

とはいえ、「自宅にひきこもる=自分の殻に閉じこもる」とも解釈できます。自宅に引きこもったせいで独りよがりな性格が目立つようになり、余計に人付き合いで苦労することになる人もいるのです。

自宅にひきこもる動機も、人間関係をリセットすることと似ています。当たり前のことですが、他人には相性の良い人と悪い人がいます。しかし、人付き合いそのものを面倒に感じ始めると、仲良しの人との幸せな時間をまったく意識できず、「仲の悪い人と関わりたくない」という思考で頭がいっぱいになり、極端な人嫌いになってしまうのです。本当は人間全員が嫌いなのではなく、特定の人と関わりたくないだけで、家族や恋人・親友と一緒に過ごす時間は楽しいと感じられるはずですよね。

自宅にひきこもりたくなったとしても、自分のネガティブな気持ちを理解してくれる人との繋がりは、決して断たないこと。自宅に物理的にひきこもったとしても、電話で愚痴をこぼしたりオンラインで飲んだりと、信頼できる人のために心の扉は常に開けておきましょう。

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まとめ

人付き合いを断つこと・人付き合いを最小限にとどめることは、いずれも簡単です。極論をいえば、知り合いのいない地に引っ越してしまえば終わる関係がほとんどでしょう。

ただし、人付き合いを面倒に感じて他人から離れてしまった人が、再びスムーズな人間関係を築くのは難しいのです。本当に人付き合いを断つべきかを改めて熟考してみましょう。

 

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