鑑定方法によらず占いで失敗したくないのであれば、事前準備は欠かせません。行きあたりばったりで鑑定を受けたり悩みが曖昧なまま占い師に質問すると、占いの的中率を下げてしまうことがあるからです。
そこでこの記事では、これから初めて占いを受けようと考えている方に向けて、占い前に準備すべきことと聞いてはいけないNG質問について解説します。どんな鑑定方法にもお悩みにも当てはまる「失敗しない占われ方」を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
占いを受ける前に準備すべきこと3選
『備えあれば憂いなし』と言われるように、どんな事柄であっても前もって準備しておくに越したことはありません。まずは、占いを受ける前に済ませておきたい「準備事項」について、以下の3つに分けてご紹介していきます。
【占い前に準備すべきこと】
①質問内容を具体的にしておく
②占いに必要な情報を用意しておく
③鑑定結果を書き留めるためのメモを用意する
準備すべきこと①:質問内容を具体的にしておく
占いの前に必ず済ませておきたい最初の準備事項は、「質問内容を具体的にしておく」ということ。質問内容を事前に明確にしておくことで、悩みを解消できる助言をピンポイントでもらえたり、鑑定時間が無駄に長引いて料金が割高になることを防げます。
例えば以下の質問例のように、質問の「主題」や「軸」を鑑定前にしっかりと決めておきましょう。
【恋愛について】
- 私と相性の良い男性はどんな人?
- 好きな人と付き合うには?
- 別れてしまった恋人と復縁することはできる?
【人間関係について】
- 家族仲を良くするには?
- 苦手なあの人とも衝突せずに付き合う方法は?
- しつこく連絡してくる元彼と縁を切るには?
【仕事について】
- 今の仕事は私に向いている?
- もっと挑戦すべき?それとも現状維持すべき?
- 金運を上げるにはどうすればいい?
占い師への質問は、具体的であればあるほど的中率も上がります。鑑定結果の精度をさらに高めたい場合は、次に紹介する「情報の用意」も行っておきましょう。
準備すべきこと②:占いに必要な情報を用意しておく
占いを受ける前に済ませておきたい2つ目の準備は、「その占いに必要な情報を用意しておく」ということです。例えば恋愛について占ってもらいたい時は、鑑定に必要になりそうなプロフィールを前もって紙やメモアプリなどにまとめて、占い師に正確な情報をすぐに伝えられるようにしておきましょう。
【恋人を探している人の場合】
- 自分の年齢や職業などの基本情報
- 自分の好みのタイプ
- これまで付き合ってきた人の性格や人柄
- 別れてしまった理由
- 理想の付き合い方
【恋人がいる人の場合】
- 自分と恋人の年齢や交際期間などの基本情報
- 今の恋人の好きなところ、直してほしいところ
- 結婚を考えているかどうか?
- 今の恋人と将来的にどうなりたいか?
【復縁したい人の場合】
- 自分と元恋人の基本情報
- 別れてしまった理由
- 現在の2人の関係性や距離感
また、相談内容に関する情報を事前に整理することのもう1つのメリットは、自分でも曖昧だった願いや悩み事に自力で気づくことができるという点です。例えば、復縁すべきか悩んでいる人が自分の本心をよく分からないまま「復縁できますか?」と聞くよりも、「私はこう考えているんですが、先生から見て復縁できる可能性はありますか?」と自分の意思や考えも一緒に伝えるほうが、占い師から的中率の高い鑑定結果を引き出しやすくなります。
このように占ってもらいたい事柄に関する情報は、事前に整理しておいて損はありません。
準備すべきこと③:鑑定結果を書き留めるためのメモを用意する
占いを受ける前に、鑑定結果を書き留めるための「メモ」も用意しておきましょう。相性の良い占い師に鑑定してもらうと、相手の話を熱心に聞くあまり内容が頭に入らず、冷静になった時にどんな助言をもらったか忘れてしまうことがあります。
鑑定を集中して聞くことは大事なことですが、悩みをすっきり解消したり願いが叶うまで占い師の助言を忘れず覚えておくために、自分が大事だと思った言葉はメモに書き残しておくこと。占い師の話を遮ってしまうことに抵抗がある人は、鑑定の最後に「メモに残しておきたいので要点をもう一度教えてもらってもいいですか?」と尋ねて、鑑定結果を要約しておきましょう。
また、占い師から許可をもらえれば「ボイスレコーダー」で鑑定内容を録音しておく方法もおすすめです。ボイスレコーダーであれば、メモを書くという作業を省いて話を聞くことに集中できるため、初めての方でも焦ることなく占いを楽しむことができるでしょう。
占いで聞いてはいけないNG質問4選
初めての占いで失敗しないためには、事前に準備すべきことと併せて「聞いてはいけない質問」も押さえておくことが重要です。
ここからは、占い師に聞いてはいけないマナー違反の質問や鑑定の受け方について、以下の4つをご紹介します。
【占いで聞いてはいけない質問】
①抽象的な質問
②生死に関わる質問
③占い師を試すような質問
④前回とまったく同じ質問
聞いてはいけない質問①:抽象的な質問
これから占いを受けるにあたっては、質問内容や悩み事が「抽象的」なままで鑑定を受けないようにしましょう。相談したいことが不透明な状態だと、どれだけ評判がいい占い師であっても鑑定結果に納得できなくなり、的中率が大幅に下がります。
例えば、以下のような具体性に欠ける質問は、事前にできる限り具体化しておきましょう。
【ついやってしまいがちな抽象的な質問】
- 「私の人生はどうなりますか?」といった広すぎる質問
- 「恋愛も仕事も人間関係も…」といったように聞きたいことが多すぎて鑑定対象を広く浅くしてしまう質問
- 悩み事が曖昧で、ただ「今の状況を変えたい!」としか言えないような質問
より満足できる鑑定を受けるためにも、準備すべきこと①でもお伝えしたように、質問内容をできるだけ具体的にしておきましょう。
聞いてはいけない質問②:生死に関わる質問
占い師に聞いてはいけない2つ目の質問は、「生死に関わること」です。以下のような悩みや質問は占い師を困らせる可能性があるため、依頼しないのが得策です。
【占い師に聞いてはいけない生死に関わる質問例】
- 私の死期はいつですか?
- あの人は病気を克服できますか?
- 病気を治すために私はどうすれば良いですか?
人やペットなどの生死や寿命に関することは、占いの世界においては「神のみぞ知る出来事」という考えが根底にあります。そのため占い師は、たとえ霊感や霊視で相手の死期が分かってしまったとしても、自分の口からその内容を伝えることはタブーとされているのです。
「死期を知ることで残りの人生を豊かに生きられる」という考え方もありますが、自身や大切な人の死期は自ら悟るべきものであり、他人に告げられた時期をそのまま鵜呑みにするべきではありません。
「生死に関する質問をしてはいけない」「たとえ死期が視えても占い師は教えてくれない(教える人は怪しい)」という暗黙のルールは、頭の片隅に入れておきましょう。
聞いてはいけない質問③:占い師を試すような質問
占いを受ける際にしてはいけない3つ目の質問が、「占い師を試す」ような質問です。例えば「私の年齢は何歳でしょう?」といったように聞きたいことと関係ない質問をしたり、「私の悩みは何でしょう?」などと占い師の実力をテストするような質問は、人としての礼節に欠ける行為です。
占い師を試すということは、そもそも相手を信じていないということ。自分が信じていない人の助言は、たとえ上司でも有名人でも偉人でも心に響くことはありません。
占い師の実力や自分との相性は、鑑定を受けていれば自ずと分かります。あえてこちらから試すようなことをせずに、最初から自分が信じられる先生に鑑定をお願いしましょう。
聞いてはいけない質問④:前回とまったく同じ質問
「前回とまったく同じ質問」をすることも、占いで避けたい行為の1つです。
占い師に同じ質問を何回も聞いてはいけない理由は、自分にとって都合のいい答えを探そうとすることを避けるため。納得いかない鑑定結果を無視して耳障りの良い言葉だけを受け入れる姿勢は、「願望実現のための努力をしたくない」という後ろ向きな心理の表れです。
ただ占ってもらっただけでは、自分の人生は何一つ変わりません。占い師の助言を聞いて、鑑定結果を自分なりに解釈して、必要な行動を取って初めて現実を少しずつ好転させていくことができます。だからこそ同じ質問を繰り返さないということは、占いを受けるすべての人にとって非常に大切な心構えなのです。
ただし、「鑑定通りに頑張ってみたけどなかなか状況が改善しない」といった場合には、同じ質問を再度しても問題ありません。鑑定結果を聞くこと自体が目的にならないように、同じ質問は自分なりに努力を重ねてからにしましょう。
まとめ
どんな鑑定方法や占い師であっても、鑑定を依頼する際に最も重要なことは「質問内容を具体化すること」です。
解消したい悩み事を明確にして、自身や鑑定したい相手のプロフィールを事前に準備した上で、信頼できる先生を見つけてさっそく占ってもらいましょう。
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