人間関係

引っ込み思案でも人間関係を円滑にする3つの術

引っ込み思案でも人間関係を円滑にする3つの術

引っ込み思案なあなたは、人間関係で悩んでいませんか?人の輪に入るのが苦手、自己主張ができない、自分の理解者がいなくて辛いなど悩みの種類も様々でしょう。

そこでこの記事では、引っ込み思案でも人間関係を円滑にする3つの術を紹介します。今の人間関係が辛いあなたの助けになれば幸いです。

 

1. 聞き役のポジションを取る

1. 聞き役のポジションを取る

引っ込み思案な人は、自分から積極的に話題を振ることが苦手なはずです。その場合は、聞き役のポジションを取ってみてください。

円滑な人間関係を築くには、「集団の中での自分のポジション(立ち位置)」を設定する必要があります。背伸びをして話し好きなキャラクターを演じず、聞き役に回りましょう。

人間は、基本的に「自分の話を聞いてほしい」「自分を知ってほしい」と本能的に願っています。人は社会的な生き物であり、自分の好きなことや思考を他人に伝えることで心が満足し、承認欲求を満たすことができます。つまり究極的には、相手に十分話しさえしてもらえれば円滑なコミュニケーションは図れるのです。

相手の承認欲求を満たせるような聞き役に回るためのコツは、自分の中の「聞く:話す」の割合を7:3もしくは8:2に設定すること。会話の9割以上が聞くばかりでは相手に「つまらない」と思わせてしまい、逆に3割を超えるような会話量は、現在引っ込み思案で悩んでいる方には難しいと思います。

  • 会話は7割〜8割聞く側に回る
  • 一方で自分から2〜3割話すこともコミュニケーションでは大事

このことを押さえておきましょう。

また以下の記事から、聞き役に徹する際に身につけたい「共感力」についてもチェックしましょう。

【心理学】共感性・共感力を身につける3つのメリットと習得方法
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心理学における共感性・共感力とは、相手の気持ちに理解を示す性質・能力です。混合しがちな言葉として「同情」が挙げられますが ...

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2. 人との対面時は口角を上げておく

2. 人との対面時は口角を上げておく

引っ込み思案な人は、自分の気持ちを心の奥底にしまい込む癖があるといえます。時には、感情を発散させられないストレスで笑顔を表情が曇ってしまうこともあるかと思います。

ですが、人との対面時は口角を上げておきましょう。自分の気持ちを上手に伝えられなくても明るい表情を心がけていれば、人間関係が悪くなる可能性を減らせます。

口角を上げるコツとしては、口角をしっかり上げようとするのではなく、上げる「意識」を持っておくこと。意図的に上げた口角は、作り笑顔のように不自然で不格好になってしまい、相手に不信感を与えてしまいます。ナチュラルさを心がけて、会話中に口角を上げようとする意識を持つだけでも、明るく自然な表情を作り出すことは可能です。

どれくらいの角度が不自然にならないか、鏡の前で人前で見せる口角の型を見つけておくこともおすすめです。こうしたテクニックがコミュニケーション能力のレベルアップにつながり、引っ込み思案でも人間関係を上手に築くことができるようになります。

 

3. 引っ込み思案であることを打ち明ける

3. 引っ込み思案であることを打ち明ける

うまく会話を繋げない相手には、引っ込み思案であることを打ち明けてみましょう。引っ込み思案な人は自己主張が苦手なため、相手に人柄が伝わりにくい傾向があります。

思い切って自分が引っ込み思案であることを打ち明ければ、少なくとも人柄は伝わります。人間は得体の知れない存在・モノを敬遠するため、相手に自分の人柄を伝えるのはとても大事なことなのです。

このように自分の短所やネガティブな部分をあえて相手にさらけ出すことで、コミュニケーション心理学でいう「自己開示」のテクニックを満たすことができます。自分のできれば隠しておきたい一面をあえて伝えることで、会話中の相手に「返報性の法則」が働き、その人からも自己開示を引き出し、より親密な人間関係を築くことができます。

引っ込み思案を自覚している方は、これ以上会話が続かないと思ったら素直に「引っ込み思案です」と相手に伝えてみましょう。そうして自分の人柄を伝えてから話の聞き役に徹すれば、無理なく円滑な人間関係を築いていけるでしょう。

 

引っ込み思案は長所にもなる

引っ込み思案は長所にもなる

世間、あるいは自分自身の「引っ込み思案=コミュニケーションが下手」というイメージそのものが間違っているかもしれません。引っ込み思案は、自分の考え方や相手の性格次第で長所に変わるのです。

引っ込み思案の対義的な性格は「出しゃばり」「目立ちたがり」であり、世の中にはこうしたグイグイ来すぎる人とのコミュニケーションが苦手な人も当然います。これを言い換えると、「引っ込み思案の人のほうが落ち着きがあっていい」と感じる人も必ずいるということです。

また、引っ込み思案の性格が人間関係にもたらす長所は、実は以下のようにたくさん見つかります。

①口数が少ないことから信用されやすい
②会話の引き立て役に回る能力があるため気配り上手になれる
③狭く深い人間関係を築きやすく生涯の友だちを作りやすい
④過剰なコミュニケーションを図ろうとしないため相手に迷惑をかけにくい

このように、引っ込み思案な性格の人は「誠実」な印象を与えることができます。物事は、見方次第でポジティブにもネガティブにもなります。自分の引っ込み思案な性格をネガティブに捉えないこともまた、人間関係を円滑にするために欠かせないポイントとなります。

 

引っ込み思案=ネガティブと思われる理由

引っ込み思案=ネガティブと思われる理由

上で引っ込み思案の長所についてご紹介しましたが、「引っ込み思案」という言葉自体には良いイメージをあまり感じられないのが現実です。その理由の1つは、引っ込み思案と聞くと、先入観で「自信がない人」「性格がネガティブっぽい」と思われてしまうからです。

言葉が少し厳しくなってしまいますが、自分自身に「引っ込み思案」とレッテルを貼っているうちは、人間関係を真に円滑にすることは難しいでしょう。引っ込み思案の方が、その性格を直さずに円滑なコミュニケーションを図る一番の方法は、ありきたりですが「自分に自信をもつこと」です。

「引っ込み思案な性格こそ本当の私です」と自分を認めて堂々とコミュニケーションを取ったりその姿勢を見せることで、内気な性格を相手に指摘されることは少なくなり、誠実・気配り上手・信用されやすいといった長所もより輝いて見えるようにもなります。

その自信を身につけるために、まずは先ほど紹介した3つの術を活用して「自分もちゃんと会話に参加できる」と知り、円滑なコミュニケーション体験を1つ1つ積み重ねていきましょう。その経験値がやがて確固たる自信につながり、引っ込み思案を自分の武器にすらできるようになります。

引っ込み思案はあなたの長所でもあり、決して修正すべき性格ではありません。そんな自分を認めて長所に変えることもまた、無理なく円滑な人間関係を築く術となるでしょう。

 

まとめ

引っ込み思案な人でも少しの工夫で円滑な人間関係を築くことはできます。自分の性格を無理に変えようとしたり、引っ込み思案な自分を責めたりする必要はまったくありません。

むしろ、引っ込み思案な自分のままで人間関係を築けばよいのです。この記事で紹介した3つの術を活かし、円滑な人間関係を築いていきましょう。

 

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