パワーストーンのブレスレットやネックレスの紐がいきなり「切れる」と、縁起が悪い感じがしたり、不吉なことが起こらないか心配になってしまいますよね。
結論からお伝えすると、パワーストーンが切れた時は、運気上昇の暗示。いつも大切に着用しているあなたの気持ちに応えるように、石が邪気から守ってくれたり人生の転機を教えてくれたりと、ポジティブな反応を返してくれたのです。
今回は、パワーストーンが切れた時の意味をスピリチュアルの視点で解説していきます。今後の運勢はどうなるのか、切れたパワーストーンをどう扱うべきか、この記事から学んでいきましょう。
パワーストーンが切れたスピリチュアルな意味
パワーストーンが切れる意味は、その時の状況や石の効果によって十人十色。まずは、パワーストーンが切れた時のスピリチュアルな意味を、3つに分けてご説明します。
【パワーストーンが切れたスピリチュアルな意味】
- パワーストーンが邪気から身を守ってくれた
- 人生のステージが変わる前兆
- 自分とパワーストーンの波動が合わなくなった
意味①:パワーストーンが邪気から身を守ってくれた
パワーストーンの紐が切れた時は、石が「邪気や波動の低い存在から身を守ってくれた」というサインです。
パワーストーンは、それぞれの石が固有の波動を持ち、所有者のエネルギーを高めたり特定の運気を上げたりと、願望実現や引き寄せをサポートしてくれます。パワーストーンによって運気が上がるということは、別の見方をすると、石が運気低迷の原因を遠ざけてくれるということ。
パワーストーンの紐が切れたり石そのものが割れる現象は、スピリチュアルの視点で見ると、石が持ち主のあなたを守るため、負のエネルギーを代わりに受け止めてくれた結果なのです。
【パワーストーンが切れるスピリチュアルな理由】
- 所有者が直面するはずだった不幸や災いを未然に防いでくれた
- 人間関係のトラブルや他人からの悪意を代わりに引き受けてくれた
- 長年抱えてきたトラウマや負の感情を浄化力の強い石が癒してくれた
物理的に見れば単なる紐の経年劣化ですが、切れたタイミングがあまりに良かったり「身代わりになってくれた」と直感的に感じたら、あなたは石に守られています。今後もパワーストーンを大切に扱うことで、引き続き運気上昇を助けてもらえるでしょう。
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意味②:人生のステージが変わる前兆
人生のステージが変わる時には、大切にしていた物が壊れることがあります。愛着のあったパワーストーンが切れるという現象も、人間関係や仕事・生活環境などに「変化」が訪れる前兆かもしれません。
例えば、恋愛成就のパワーストーンが切れたら、過去の恋人への執着を手放し、新しい出会いに目を向けるタイミングが来たことを知らせています。また金運上昇のパワーストーンなら、新しい事業に挑戦したり転職活動を始めたりと、今までと異なる行動を取ると吉。
このように運気上昇のお守りとしてパワーストーンを身につけている方は、石の効果にまつわる変化を起こすよう自分から行動すると、願いを叶えることができるでしょう。
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意味③:自分とパワーストーンの波動が合わなくなった
パワーストーンとあなた自身の「波動が合わなくなった」時も、ブレスレットやネックレスの紐が切れることがあります。気の合わない人同士が自然と疎遠になるように、所有者とパワーストーンの間にもエネルギーレベルの絆があり、波動が合わなくなれば石の効果を受けにくくなるのです。
人は、常により良く生きたいと願い、変化する生き物です。新しい目標を設定したり願望が見つかったりと、ビジョンが変われば波動が変わり、引き寄せるものも変わります。パワーストーンに宿るエネルギーを必要としなくなり、引力が働かなくなれば、石と自分の距離が離れるのは必然と言えるでしょう。
またパワーストーンには、先ほど解説した通り、所有者の代わりに邪気を引き受ける力があります。部屋の掃除を怠ると汚れがどんどん溜まっていくように、パワーストーンも長く効果を発揮してもらうには、定期的な浄化が欠かせません。
パワーストーンが切れた時は、自分のビジョンと石の扱い方を見つめ直す良い機会です。今一度、ご自身の人生のゴールを明確にして、パワーストーンに願望実現や好転の味方になってもらいましょう。
パワーストーンが切れた時の対処法
アクセサリーの紐が切れても、パワーストーン自体が傷ついていなければ、石のエネルギーは以前と変わらず保たれています。
今もパワーストーンに愛着を感じるなら、石とあなたの波動が合っている証拠。ここからは、パワーストーンが切れた後に取るべき対処法について詳しくお伝えしていきます。
【パワーストーンが切れた時の対処法】
- 修理して再び身につける
- 部屋を掃除したり体を清潔にして邪気を防ぐ
- パワーストーンを浄化して感謝の心で手放す
対処法①:修理して再び身につける
切れたパワーストーンを今後も身につけたい場合は、「修理」をして以前と同じように着用しても問題ありません。ブレスレットであれば、ネット通販で購入可能な修理キットを使い、自宅で簡単に直すことができます。
パワーストーンのブレスレットには、主に「オペロンゴム」と「シリコンゴム」の2種類が使われます。
【おすすめの紐①:オペロンゴム】
- 繊維状の細い糸が束になっており、糸が1本切れても石が飛び散らない
- カラーバリエーションが豊富でデザインを楽しめる
- 繊維質のため、汚れや黄ばみが付着しやすい
【おすすめの紐②:シリコンゴム】
- 無色透明で、パワーストーン本来の色合いを楽しめる
- 耐熱性、耐水性も高く、日常的に身につけたい人に向いている
- 万が一ゴムが切れた時に、石が散らばってしまう
自分で直すのが不安な方は、アクセサリーを購入したお店やパワーストーン専門店に修理を依頼するのが確実です。ただし、パワーストーンに傷がついたり割れてしまった場合は、石のエネルギーが低下したり、石自体が邪気の溜まり場になってしまう恐れがあるため、どうしても手放したくないということでなければ、処分も検討しましょう。
対処法②:部屋を掃除したり体を清潔にして邪気を防ぐ
今まで肌身離さず身につけていたパワーストーンを失った時は、邪気への抵抗力が一時的に弱まっている状態。パワーストーンの修理が終わるまでは、部屋を掃除したり日光をよく浴びたり肌や髪を清潔にしたりと、環境と自分自身を綺麗にし、邪気への「免疫力」を強化しましょう。
パワーストーンの役割は、あくまで運気上昇や願望実現を補助すること。ナビが正確でも車自体が壊れていたら目的地に向かえないように、願いを叶えたり心豊かに生きるためには、どんな時も自分自身が主体にならなくてはいけません。
パワーストーンを大切にするように、自分のことも大切にしましょう。
対処法③:パワーストーンを浄化して感謝の心で手放す
もし、パワーストーン自体が割れてしまって再び身につけることが難しい場合は、自分のことを守ってくれた石に感謝し、「エネルギーを浄化してから手放す」ようにしましょう。パワーストーンと粗塩を一緒に包み、「今まで見守ってくれてありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えたら、自治体のルールに従い、一般ゴミとして処分して問題ありません。
名残惜しさからどっちつかずの気持ちで手元に残しておくと、石との絆も中途半端になり、処分としては不十分です。次の運気を引き寄せるためにも、手放すことを決めたら、最後は感謝の心でしっかりと決別しましょう。
あるいは、割れた後もパワーストーンに愛着を感じるなら、小瓶に入れて部屋に飾るのもおすすめです。アクセサリーとしてではなく、今までとは違う楽しみ方で、石のエネルギーを受け取りましょう。
なお処分する際は、無傷の石まで一緒に手放す必要はありません。パワーストーンには、人間関係と同じように、石ごとに相性の良い組み合わせがあります。手放した石に代わって別の石をお迎えすることで、運気を変えたりカラーアレンジを楽しむことができるでしょう。
相性の良い石の組み合わせを探すなら、パワーストーン専門店の「Pascle(パスクル)」の「運気データ」を活用してみましょう。パスクルなら以下の画像のように、石ごとの相性を、恋愛運や金運を含む6つの項目で調べることができます。
どのパワーストーンを組み合わせたらいいか分からない方は、ランキングから相性の良い石を探すことも可能です。
相性が分かるとパワーストーンの楽しみ方の幅が広がり、今まで身につけていた石にも新たに迎える石にも、ますます愛着が湧くことでしょう。
まとめ
パワーストーンが切れるという出来事は、必ずしも不幸の前触れではありません。むしろ、石が邪気から身を守ってくれたりステージが変わる前兆を教えてくれたりと、運気は上がっていると言えるでしょう。
パワーストーンを所有する上で最も大切なことは、石への愛着。どんなに高価で珍しい石も、雑に扱う人にはエネルギーを与えてくれません。人も石も同じで、好意は与えた分だけ自分に返ってくるのです。
これからもご自身が最も愛着を感じられる方法で、パワーストーンを楽しみましょう。