ハイヤーセルフとは、高次元に存在する自分自身。「ハイヤーセルフと繋がっている人」は、時間と空間の制限がない宇宙からのサポートを受けているため、思考や行動が変化します。
今回は、ハイヤーセルフと繋がっている人の特徴について詳しく解説していきます。ハイヤーセルフと繋がる感覚や共通点を知りたい方は必見です。
ハイヤーセルフと繋がっている人の特徴
ハイヤーセルフと繋がっている人の特徴は、必ずしもスピリチュアルらしいものばかりではありません。むしろ性格や思考パターンなど、その特徴は人柄によく出ます。
ハイヤーセルフと繋がっている人の主な特徴は、以下の3つです。
【ハイヤーセルフと繋がっている人】
- 自分軸がある人
- 行動力がある人
- 本質を見抜ける人
特徴①:自分軸がある
ハイヤーセルフと繋がっている人には、「自分軸」があります。自分軸とは、他人の意見や評価に流されず、自分の意志を大切にしたり信条を貫くことです。
しかし、自分軸のある人の全員がハイヤーセルフと繋がっているとは限りません。ハイヤーセルフと繋がっている人には「私は自分軸を持っている」という感覚そのものがなくなります。自分の本心に正直に生きることが普遍化しているため、自分軸を持つという自覚がないのです。
しかし他人がハイヤーセルフと繋がっている人を見ると、信念があったり生き方がブレなかったりと、自分軸が確かにあるため「その人らしさ」を感じさせるのです。
特徴②:行動力がある
ハイヤーセルフと繋がっている人は、自分軸を守ったり保ち続けるための「行動力」も持ち合わせています。
ハイヤーセルフは、物質世界の自分の潜在意識にメッセージを送ることで、向かうべき道や選択肢を直感的に知らせてくれます。そのためハイヤーセルフと繋がっている人は、自分のインスピレーションを信頼しており、「思い立ったが吉日」と言わんばかりに即行動に移すことができるのです。
自分の今やるべきことが分かっていて、先延ばしにせず行動できる人は、ハイヤーセルフとの繋がりが強い人と言えるでしょう。
特徴③:本質を見抜く力がある
ハイヤーセルフと繋がっている人には、「本質を見抜く力」も備わっています。ハイヤーセルフが存在する高次元の世界には、「アカシックレコード」や「ゼロポイントフィールド」と言われる、森羅万象の意識や情報にアクセスできる場所があります。
ハイヤーセルフは、私たちがスマホで知りたい情報を自在に調べるような感覚で、宇宙のあらゆる事象を知ることができます。つまり、そのハイヤーセルフと繋がっている人もまた、物事を一面的に捉えたり偏見を持つことなく、物事の本質を掴むことができるようになるのです。
冷静な人や洞察力のある人は、ハイヤーセルフと繋がることも難しくないでしょう。
ハイヤーセルフと繋がる方法
ハイヤーセルフには、特殊な才能や霊感がなくても繋がることができます。ここからはハイヤーセルフとの繋がり方について、誰でも実践できる方法を3つご紹介します。
【ハイヤーセルフと繋がる方法】
- 目の前の物事に集中する
- 瞑想して自我を捨てる
- 他人の存在や思考を尊重する
方法①:目の前の物事に集中する
ハイヤーセルフと繋がるための最もシンプルで今すぐ実践可能な方法は、「目の前の物事に集中する」というもの。過去の失敗も将来の不安も、現在の自分の能力や評価も一切気にせず、ただ自分が今できることだけに没頭しましょう。
興味のない授業はすぐに眠くなって内容を聞き逃してしまうように、注意散漫で今この瞬間にエネルギーを集中できなければ、ハイヤーセルフがいくら声をかけても聞く耳を持てなくなってしまうのです。
その反対に、目の前の仕事に集中している時、普段より効率的に業務を終えられたり実現したらワクワクするようなアイデアが思い浮かんだことはないでしょうか。この現象をスピリチュアル的に説明すると、「ハイヤーセルフと繋がったことで最適な行動や選択肢に導かれた」ということになるのです。
ハイヤーセルフと繋がるために、霊感の有無や魂レベルの高さは関係ありません。ただ自分が今できることに意識とエネルギーを集中するだけで、誰でもハイヤーセルフと簡単に繋がることができるのです。
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方法②:瞑想して自我を捨てる
ハイヤーセルフと繋がるには、「瞑想」を行い、自我を捨てて一切の思考や感情を手放すことも有効です。特に、欲望や執着といったネガティブな感情を自分自身から切り離し、目の前の物事に集中するために、瞑想はとても効果的な手法です。
物質世界に生きる私達は全員が自我を持っているため、「私」と「あなた」は別人です。その一方で、ハイヤーセルフの存在する高次元の世界は「ワンネス」という概念で構成されており、すべての存在は一つの共同体であり、自己と他者という区別がありません。つまり「自分も相手も同一の存在」という世界にいるハイヤーセルフには、自我がないのです。
物質世界にいながらハイヤーセルフと繋がるには、自我を捨てて高次元の自分との一体感を得ることが欠かせません。しかし自我を持つことが当たり前の私達にとって、思考や感情は無意識に芽生えるもの。そのため瞑想を意識的に実践して、自我を捨てる訓練をする必要があるのです。
「自我を捨てる」とは、無感情になるということではなく、平常心を保つということです。目の前の物事に集中して全力を尽くすことができたら、その結果が成功でも失敗でも「おかげさまでうまくいった」「タイミングが合わなかっただけ」とフラットに考えられるようになると、ハイヤーセルフが告げる最適解を直感的に選択できるようになるでしょう。
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方法③:他人の存在や思考を尊重する
「ハイヤーセルフと繋がっている人には自分軸がある」と解説しましたが、自分軸のある人とわがままな人は、似て非なる者。ハイヤーセルフと繋がるには、自分の意志と同じくらい「他人を尊重すること」も忘れてはいけません。
ハイヤーセルフと繋がっている時は、自分にとっての最善を尽くして他人に貢献したり役立ちたいと思う「利他主義」の感覚が強くなります。その反対に、ハイヤーセルフの声を聞くことができていない人は、持論を押し通すために他人を利用したり周囲に迷惑をかけてもお構いなしの「利己主義」的な行動を取るようになります。
ハイヤーセルフが物質世界の自分を導く理由は、魂レベルを上げるため。自分の利益や満足のために他人を不幸にしても、相手の持っていた金銭やエネルギーを奪っただけで、魂は少しも成長しません。つまりわがままな人は、自分の意見を持ってはいても自分軸があるとは言えず、ハイヤーセルフと繋がることもできないのです。
ここでご説明した「他人を尊重する」とは、嫌いな人や相性の悪い人も含めた全員を好きにならなければいけないということではありません。自分と価値観の違う人がいることをただ認識して、相手を否定したり攻撃せず無関心でいることも、正当な尊重の仕方です。
ハイヤーセルフと繋がりやすい状態を作るために、今の自分の人間関係を見直してみましょう。人間関係を断捨離することで、ハイヤーセルフに対して意識を集中しやすくなり、繋がる感覚を掴めるようになるはずです。
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方法④:パワーストーンの力を借りる
ハイヤーセルフと繋がる感覚を掴みづらい場合は、高次元への意識を「パワーストーン」に高めてもらう方法もおすすめです。
パワーストーンには金運や恋愛運などの運気上昇以外にも、宇宙との繋がりや自身の霊性を強化する効果もあります。隕石を加工したものや自然の力によって形成された天然ガラスなど、宇宙由来のパワーストーンは、持ち主の直感や波動を高めてハイヤーセルフとの一体化を助けてくれるでしょう。
ただしパワーストーンは、所有しただけで願望が次々と引き寄せられるような万能アイテムではありません。お気に入りのパワーストーンを探す際は、効果の種類や強さだけでなく、見た目の好みや手にした時の充足感なども十分に吟味しましょう。
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まとめ
今回解説した特徴の通り、ハイヤーセルフと繋がれる人はさほど珍しくありません。そして繋がる方法も、特別な才能やスキルを必要とせず、誰でも今すぐ取り組めるものばかり。
ハイヤーセルフと繋がってみたい方は、自分にできそうな方法を1つ選んで継続的に実践し、導かれている感覚を掴みましょう。